2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

日本一周DAY38 宮城から福島へ

目次

日本一周38日目

鎌先温泉 最上屋旅館
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宮城県・県南に位置する白石市にある600年以上の歴史を誇る「鎌先温泉」
その温泉街にある秘湯を守る会のお宿「最上屋旅館」さんを出発!鉄分を含んだ食塩泉で朝からポカポカに温まり今日も日本一周に出発!

小原温泉 かつらの湯

鎌先温泉を出発して向かったのは、同じく白石市にある小原温泉。白石川の上流、V字型の渓谷に寄り添う自然豊かな温泉郷です。「目に小原」と言われるほど眼病に効く温泉と言われ、開湯800年の温泉です。

白石市の市街地から113号線を西に走り、樹木に囲まれたトンネルを抜けるとこじんまりとした温泉街。温泉街とはいっても渓谷に沿って数件、温泉宿が並んでいて自然に囲まれています。鎌先とはぜんぜん違う雰囲気で、廃業した宿の建物もちらほら…ちょっとさみしい雰囲気です。

狭い温泉街の路地を進んでいくと、どんづまりに広い駐車場。車はこの駐車場に止めて、かつらの湯まで歩いていきます。

駐車場の奥、プレハブ小屋の横を通り小原温泉遊歩道へ。かつらの湯の入口にある赤いたいこ橋を目指します。遠いのかな?と思っていましたが2-3分くらいなので歩いてすぐでした。

川沿いの遊歩道を歩いていると岩風呂の看板。駐車場の近くにはトイレもあります。かつらの湯にはトイレがないので必要な人はこちらを利用しましょう!

渓谷の川沿い、緑の木々に囲まれた気持ち良い歩道を進んでいくと赤い吊り橋に。この橋を渡ると渓谷沿いの遊歩道へ。

温泉へは橋を渡らずそのまま進みます。「よくござったない」っていう手書き看板が優しさ1000%(笑)夜間は金網の扉で閉鎖されているようです。

この「かつらの湯」は古くから小原温泉の岩風呂として利用客に親しまれてきましたが、長年の土砂の堆積等によって、閉鎖されておりました。近年、温泉の保健的利用が高まり、市民、地元温泉組合等から岩風呂の復活を望む声が多く寄せられたことにより、白石市が平成16年に整備した施設です。源泉名は目の湯、泉質は単純温泉・低張性弱アルカリ性高温泉。

受付のおじいちゃんに入浴料を支払い浴場へ。手前が男湯、奥が女湯。入浴料は格安の200円!川沿いにある温泉なので石鹸やシャンプーなどの利用はできない浸かるだけの温泉です。

入口の暖簾が何重にもなっていて中が完璧に見えない仕様になっていました(笑)川を挟んで向かい側が遊歩道で人通りが多いから配慮してくださってるのかな?

厳重なのれんをくぐると浴場へ続く階段。階段の下には簡易的な脱衣所、その横にはすぐに岩でできた浴槽があります。

天井が高い!明かりはライトがいくつかと天井からの入る外の光のみなので、浴場は薄暗くて洞窟風呂のような雰囲気。

大きな地震が来たら屋根が落ちてきそうやなぁ…自然の地形を生かして作られている浴場ってことがよく分かる壁や天井。

小さいながら浴槽の隣にはシャワースペースもあります。

お湯は無色透明のきらきら湯。湯の温度はかなり熱いくて少し浸かるとすぐに茹で上がる(笑)白い湯の花が舞う源泉かけ流し。

源泉温度は55.9℃!浴槽の温度はたぶん43~44℃くらいかな??冬だともうちょっと入りやすい温度になるのかもしれない。

日帰り入浴時間 午前8時~18時(冬季は17時迄)料金は大人200円ですが、小原温泉宿泊者は宿で割引券を貰って100円で入浴が可能だそうです!

微温湯温泉 二階堂

日本一周の旅で立ち寄りした微温湯温泉の一軒宿、二階堂さん。こちらも先に立ち寄りした小原温泉と同様に、眼の病に効く秘湯。到着したらすぐに猫ちゃんがお出迎えしてくれた!

日本一周の最初の方にぬる湯の栃尾又温泉に宿泊したんだけど、この暑い気温…そろそろぬるい湯に浸かってだらぁ~っと溶けたいなということで、こちらへ。本当は2泊ほど滞在できたらいいなと秘湯を守る会の予約サイトをチェックしていたんだけど、なかなか日程があわず日帰りでお世話になることに。

二階堂さん、住所的には福島市なんだけどなかなかにハードな山道を走らないとたどり着けない、THE秘湯温泉。すれ違い困難な狭い道、未舗装の道をドキドキしながら運転してやってきました。

吾妻小富士の東麓標高920mにある一軒宿。現在の建物は明治・大正・昭和にわたって建造され最も旧い棟は明治5年1872頃の建築なんだそう。木造2階建ての客室棟は、時間が止まったようなタイムスリップの感覚を味わえます。映画のセットみたいな風情にため息が出ちゃう。

浴場は男女別の内湯のみ。温泉へは渡り廊下を渡っていきます。なかなか横幅が狭い渡り廊下なので向こうから人が歩いてきたらしばし待機。

お手洗いみたいな雰囲気の浴場の入口(笑)

脱対所から階段を数段下ってお風呂へ。湯口のパイプからものすごい勢い&轟音と共にお湯が噴き出しています。浴場はまるで滝の修行場のような雰囲気(笑)

手前には源泉ドバドバ浴場、奥にもうひとつ小さめの浴槽があります。こちらは常時沸かしている循環白湯。源泉浴槽が33℃ほどなので入っていると寒くなってくるんですよね…そんな時にありがたい、沸かし湯。

沸かし湯は温泉ではないので、汲み出し、掛け湯は禁止です。

浴場に掲示されている大きな温泉分析表。本当にめちゃくちゃでかい(笑)読みやすくてイイ!源泉名はぬる湯、無色透明、無臭で弱酸味、収斂味。24時間後に黄白色に混濁。PH2.9の強酸性湯。

舐めると強烈な鉄の味、収斂味、酸っぱい!タオルに湯がつくと、酸っぱ鉄の強烈な匂いがずっととれないんよね。もちろん湯上がりの体臭も…!

源泉温度32℃のぬる湯、外気温35℃超の夏日にはほんまに天国や…1時間位浸かっていたんだけど、ずーっとうつらうつらと居眠りをしてしまった(笑)こっくりこっくり、手の皮がふやふやになってしまったけど、気持ち良すぎた~幸せな一時、温泉はやっぱりいいなぁ。

へたれガンダム

googlemapを眺めていて見つけた『へたれガンダム』ガンダム・・・だよね?(笑)って2度見をしてしまうくらいのクオリティですが、そのヘタレ感が愛おしい。こんなヘタレっぷりだけど、観光バスも訪れる珍スポットらしいです(wikipedia情報)

正式な名称は「機動戦士ガンダム像」らしいんだけど、縦長の頭部、いびつな頭身、猫背、がに股など…から「へたれガンダム」の愛称がつけられたんだって。

風雨に晒されて錆びついてしまった際には福島第一原子力発電所事故の除染作業員や地元のファンによって2020年までに2回塗り直されるなど、皆に愛されているそう。

UFOふれあい館

福島県の飯野町地区・千貫森周辺には、昔からUFOの目撃が多数あるUFOスポットなんだって。千貫森自体も謎多き山であり、その周辺にも多くのミステリーゾーンが沢山あるらしい。っていうことでUFOふれあい館にやってきました!

UFOふれあい館ではUFOに関する資料の展示や3Dシアターが楽しめるほか、大浴場がありました。さらに近くには食堂やお土産物店もあり山の中なのにこの辺だけ人が多くて賑やかなスポットでした。

雑誌「ムー」とかオカルト好きさんにはおすすめスポットだと思う!UFOにあまり興味がない私でも結構楽しめました。

シアターでは都市伝説チックな内容の映像を3Dバーチャルシアターで見ることができます。青と赤のメガネを掛けて映像を見ると飛び出して見えるっていうやつ。子供の頃に流行ってたなぁとノスタルジー感じました(笑

UFO物産館では名物のW地鶏ラーメンを食べられる食堂がありますが!お土産物屋さんで売られている商品が面白すぎるので食堂よりもお土産物店のほうが賑わってました。

土湯温泉

日本一周38日目は土湯温泉。吾妻山の山懐にある温泉街には荒川が流れている涼し気な雰囲気の街。渓流沿いに宿が点在していてお土産物店やカフェなどもあり、そぞろ歩きが楽しい系の温泉街です。近くには秘湯の奥土湯温泉もあります。

川沿いに降りていくことができるので、涼しい水辺でビール呑んだりできるのがイイ!

温泉まんじゅうやさんの目の前には足湯があり、買ったおまんじゅうとアイスコーヒーで一休み♡

一個からおまんじゅうが買えるので食べ歩きにも◎

源泉湯庵 森山さんでは色んな種類の温泉玉子や温泉プリンの購入ができます。お店の中ではカフェ&スイーツも。

とりあえず冷蔵なしで日持ちする温泉玉子を買い占めた(笑)2週間くらい日持ちがするのでお土産にもGOODです。日本一周、晩酌のお供にと大量の温泉玉子を買ってしまったよ…

おしゃれなバーやお蕎麦屋さんもあります。

温泉街の中心には共同浴場もあり。1階は受付ロビーと休憩室となっていて券売機で購入。地下1階にお風呂があります。湯船は3つあり内風呂が2つ、露天が1つ。小さい内風呂は土湯の湯らしく熱め!炭酸水素塩泉で滑らかなお湯は美肌の湯♡

宿泊はニュー扇屋

土湯温泉での宿は、敷地内から湧く自家源泉と土湯温泉の共同源泉の混合泉を楽しめるニュー扇屋さん。温泉街の真ん中あたりにあるお宿です。駐車場がちょっと分りにくくて温泉街をウロウロ…宿にお電話したら女将さんが駐車場の場所を丁寧に教えて下さいました。

駐車場からは裏の入口から入ると近いんだけど、エレベーターで一度1階のフロントに寄らないといけないのでちょっと面倒くさい。ペット宿泊も可能な宿なので、ペット用の温泉もこの裏の入口にありました。

旅館の建物は近代的で、ホテルのようなマンションのような小さなビルのような感じでした。

鍵がかわいらしいこけし型。

お部屋は温泉街を見下ろせる和室。

館内には大浴場、無料で利用できる家族湯、有料の家族湯の8つのお風呂があります。無料利用できる家族湯は24時間、空いていればいつでも利用ができます。

無料で利用できる家族風呂『月下老』自家源泉の炭酸水素塩泉が直結している、旅館内で一番濃いお湯。源泉かけ流しの熱~い湯がそのまま浴槽に注がれています。

加水しないと入れない!そして炭酸水素塩泉、肌がスベスベを通り越して今までにない超スベスベ。乾燥してるわけじゃないんだけど、肌が滑りすぎてなんか変な感じになった(笑)すごい威力の湯や…

こちらは無料で利用できるもう一つのお風呂『宝の湯』一人サイズの小さめ。こちらも濃い炭酸水素塩泉の湯です。

大浴場は男女入れ替え制で内湯と展望露天風呂があります。ニュー扇屋さんの温泉は炭酸水素塩泉と単純泉の混合。

大浴場の内湯、露天ともに良い感じの温度に調整されてました。結構ぬるめなので長湯でほどける…加水あり循環なしって感じ?熱めの源泉を感じたい人は家族風呂がよさそう。

ニュー扇屋さん、素泊まり利用で12650円也!

日本一周38日目の行程

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この記事を書いた人

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