2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

日本一周DAY43 伊豆-山梨

目次

日本一周43日目

伊豆畑毛温泉 誠山
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伊豆畑毛温泉からおはようございます!畑毛温泉は400年以上の歴史を持ち、良質の薬用温泉として、効能豊かな国民保養温泉に指定されている温泉地です。知名度が低い?わたしもこの日本一周の旅で初めて知った温泉地でした。

韮山反射炉

祝・世界遺産登録!世界遺産に登録された、国内で唯一現存する稼働した反射炉『韮山反射炉』を見学しにやってきました。

静岡県伊豆の国市にある「韮山反射炉」は、実際に稼働していた反射炉として国内で唯一ほぼ完全な形で現存する反射炉で2015年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として世界遺産に登録されています。さすが世界遺産!ビジターセンターがめっちゃおしゃれできれい♡

反射炉とはなんぞや!?反射炉とは鉄を溶かし、大砲を作るための溶解炉のこと。以前、山口旅行に行った時に萩の反射炉を見学したことがあるんですが、実際には稼働ははなく試験的に操業されていたんだって。韮山反射炉ほど完全な形で残っているわけでもなく一部が遺構として残っていたような。

元々はレンガ積みに漆喰塗りの姿でしたが補強のため鉄骨でがっちり固められて今の姿になっています。ガッチリ固められた鉄骨がなんか強そうなイメージを醸し出しています。アイアンマンちっくな?

外からですが反射炉の内部も確認することができます。ボランティアガイドさんにお願いすると無料で反射炉ガイドをしてくれます。いかがですか~?とお誘いいただいたけど、マンツーマンで説明聞くのちょっとしんどいな…ってことで遠慮させていただきましたが、断って申し訳なかったなと後でちょっと後悔。

富士山と韮山反射炉のW世界遺産を同時に楽しめる展望台!蔵屋鳴沢の茶畑に設置された展望台からは、韮山反射炉と富士山のW世界遺産を同時に眺めることができる…はずだったんですが、富士山の上の方が雲に覆われていて全然見えなかった~!残念。

浄蓮の滝

… 浄蓮の滝舞い上がり 揺れおちる 肩のむこうにあなた…… 山が燃える何があっても もういいのくらくら燃える 火をくぐりあなたと越えたい 天城越え 口を開けば 別れると …

石川さゆり姐さんの天城越えでおなじみ、浄蓮の滝へ!青森で津軽海峡・冬景色の津軽海峡にも行ってきたので、これでさゆり2スポット制覇!(あと何スポットあるのかは不明です)

浄蓮の滝あたり結構山奥なんですが賑やかな雰囲気!駐車場の周りには沢山のお土産物店が並びます。

滝まで降りていくと、川沿いの静岡水わさびの伝統栽培のわさび沢も見学できます。静岡水わさびの伝統栽培は世界農業遺産登録されてるんだそう。いろんな遺産があるんだなぁ。

滝よりもわさびのほうが主張が強めな観光地(笑

そして浄蓮の滝。ドバドバと白い水煙を巻き上げながら滝壺へ。エメラルドグリーンの滝壺が美しい…。細かい水の粒がシャワーのように観光客に降り注ぎます。これぞマイナスイオーン!!

『あなたと越えたい 天城~越え~』子供の頃は普通にカップルか夫婦で伊豆の観光地に行ったんだなぁって思ってたけど、今更ながらよくよく歌詞を見たら、この二人、完全に不倫やんっ!って気づきました(笑)あなたと超えたい天城越え…もしかして心中したいってことなのかなぁと。誰かに取られるくらいなら殺していいですか?みたいな歌詞もあるし、よくないよ不倫、ダメゼッタイ!

滝のすぐそばの川では釣りができます!天城国際鱒釣場(なんか中国語っぽい名前の釣り場やけど)は、常設の鱒釣場。ニジマスや清流の女王と呼ばれているあまごが放流されています。入漁料は 1時間、2時間、1日と選ぶことができ、ファミリーで賑わっていました。しばらく釣りをしている人たちを眺めていましたが、釣れている姿は見かけなかったので、かなり難易度は高そう。

右手にわさび畑、左手には釣り場。水が綺麗なところは流れている気が清々しい。めっちゃ涼しいし1日ここでわさび畑や釣人や滝を眺めて過ごすのもいいなぁ。菊次郎の夏の音楽を脳内に流して一服の癒やしの時間。

駐車場に戻るとまた暑い夏、現実に愕然とする…川べりのあの爽やかな清涼感はどこに行ったのか…とりあえずわさびアイスを食べて気持ちを落ち着けてから運転しようっと。

武田信玄の隠し湯 古湯坊源泉舘

日本一周43日目の宿は山梨県の身延町にある下部温泉『古湯坊源泉舘』さん。足下から湧き出る冷たい源泉『武田信玄公かくし湯大岩風呂』が名物の湯治宿です。

本館と別館で建物が分かれていて、チェックインは本館へ。武田信玄公かくし湯大岩風呂や湯治部屋は別館にあります。昔は1泊の宿泊予約は受け付けていない正真正銘の湯治宿だったんだけどコロナとかいろいろあって1泊から予約できるようになったとかなんとか(混浴風呂で一緒になった常連のおじちゃんが言ってた)

本館からすぐに別館へ誘導されました。ちなみに駐車場が宿からちょっと遠いうえに坂道なので、宿の方にお願いすれば駐車場まで送迎してくれます。

別館のエントランス。本館にも大浴場がありますが、結局この別館の岩風呂しか入ってません。ほとんどのお客さんが本館のお風呂には入らないらしいです。

狭いながらも快適な湯治部屋。トイレは共同ですが洗面や冷蔵庫は部屋にあるので快適。

夕食朝食ともに部屋食なのでお水やポットに加えてお醤油などの調味料も置いてありました。

そしてお部屋には手作りガイドブックが。

本館では1階ロビーに新聞各紙の取り揃え、鉱泉水でいれた特製コーヒーのサービス。

岩風呂の入り方も丁寧に解説。入浴時間は6:00~22:00で混浴ですが、17:00~18:00の1時間だけ女性専用時間帯になります。源泉100%のかけ流し。歴史はなんと1300年!日本では数少ない足元湧出温泉で、加水・加温は一切なし!湧き出た源泉そのものに入浴できます。最初は冷たくてびっくりするかしれませんが、入浴後、カラダが芯からポカポカしてもっとびっくりしますよ!

混浴の温泉ですが、男性女性ともに湯浴み着必須なので、安心して入れます。股間丸出しのおじちゃんとかホンマに勘弁なので、こういう風に宿でしっかり定めてくれているとありがたいです。

チェックイン時間が14:00ってとこもめちゃくちゃ嬉しい~!たまに16:00チェックイン、チェックアウト10:00って温泉旅館あるけど、世知辛いなぁと思っちゃいます。

さらに!お風呂写真が欲しい方に写真を配布してくれとる…温泉好き心をくすぐるニクイサービス♡欲を言えば動画とか縦型写真とかも欲しいなぁ…それか撮影時間を設けるとか?

こちらの宿、痒いところに手が届くというか宿泊者目線のサービスができているというか…ほほうって感心してしまう細かい心遣いが沢山。例えばスマホ充電器だけでなく、増設コンセントタップまでも全室に完備されているとか。

武田信玄公かくし湯大岩風呂

チェックイン後、駆けつけいっぱいビールを飲み干してから早速、混浴の岩風呂へ!脱衣所は男女別になっています。脱衣所の入口にかかった暖簾が風林火山、武田信玄やー!

脱衣所で湯浴み着を来ていざ浴場へ。洗い場が数か所、熱めの温泉浴槽があり、階段を降ると大きな岩風呂浴槽があります。体を洗う時はさすがに湯浴み着脱がないと無理やん?え!結局裸を晒さないといけない!?って思いましたが、大丈夫。カーテンで仕切られた洗い場があり、そちらで湯浴み着を脱いで身体を洗えばモーマンタイ!

部屋にあったガイドブックによると…

①まずは石鹸で体をよく洗う ②源泉(冷泉)20分くらい ③上がり湯(温泉)3分くらい ④源泉(冷泉) ⑤上がり湯(温泉)

繰り返して最後はさっと冷たい源泉でしめる!

座れば首まで浸かるくらいの深さの冷泉にじーっと20分。最初はすぐに寒くなってしまって10分くらいであったかいお湯に入ってたんだけど、何回か繰り返していくと体が慣れて長く浸かれるようになります。大浴場、常に10人くらいの男女がいてわたしが泊まった日は女性客のほうが多く、男3:女7って感じの割合でした。隣りに座ってるおじさんが常にあぁぁ~ぐぅぅ~みたいな謎の奇声を上げていて怖かった…(笑)

女性時間帯はちょうど夕食時にかかるので、逆に穴場!湯浴み着必須な混浴なので、他の混浴宿みたいに女性時間帯のプライオリティは高くないのかも。

寝落ちするほどのぬるさではないので、カッと目を見開いて20分の冷泉タイムを過ごしたんだけど、暇…おじさんの奇声も最初は面白く聞いてたんだけど、途中で怖くなったので意識をそらそうと浴槽へ目を落とす。浴槽下の岩盤全面からお湯が湧き出しているため大小の気泡がポコポコ出ている様子が見られたので、ずーっと泡を見て過ごしました(笑)

湯上がりは冷温交互浴効果で指先や足先がぽっかぽか♡ 湯から上がってしばらく暑い部屋でだらだらしていると冷たい岩風呂が恋しくなってくるのんですね・・・完全に中毒やんって状態でした。

湧出湯量 毎分約200~400リットル ※季節により異なる
給湯方式 自然湧出 100%掛け流し、加熱、加水無し
温度 30~32℃  ※低温泉
泉質 アルカリ性単純泉 PH8.4

散歩に行った

交互浴でなんか気管支がプールに入ったあとみたいな感じになったので、これは外気浴が必要や!太陽を浴びなければ!と思い立ち、お散歩へ。

別舘神泉の裏山にある熊野神社。

下部湯元ホテルのカラフルなビニールの橋が昭和レトロ感ある…最初はこの湯元ホテルを予約しようかと思っていたんですが、満室だったんですよね。

夕食

夕食はお部屋に運んで来てくれる湯治スタイルです!食べ終わったら部屋の外に膳を出しておくと回収してくれます。このシステムは日本一周の初っ端のほうに宿泊したの栃尾又温泉の湯治宿 神風館と同じスタイル。

固形燃料でお鍋!湯治ご飯と考えるとご馳走じゃないですか??ビールも頼めば瓶ビールを持ってきてくれるので、数本まとめて頼んで冷蔵庫にストックしておきました♡

朝食

朝食は和洋折衷?手際よくお部屋に運んで頂いていただきますっ!

栃尾又のときも思ったんですが、わたしこういうスタイルの湯治宿がめっちゃ好きなんや!と。部屋に籠もって風呂と散歩以外は食事も部屋で。高級感いらん、クーラーもいらん、開けた窓から蝉の鳴き声やひぐらしの鳴き声がする大人の夏休み。今回の日本一周はかなり忙しく1泊1泊違う旅館を渡り歩いてきたけど、1週間~2週間ずーっと同じ宿に滞在してみよう。来年は。

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