かつて日本一のスズ鉱山として栄えた明延鉱山跡地に行きました。
街全体に見どころスポットが点在していてお散歩しながら見てまわるとノスタルジーな気分に浸れます。
明延一円電車
生野銀山のところにもあった一円電車。
かつて明延から神子畑まで走っていた鉱山鉄道の「一円電車」ですが、今でも月に何回か実際に走る電車に乗ることができるイベントが開催されているようです。
明延鉱山から神子畑選鉱所の6Kmの区間を走っていたんだそうです。山を突き抜ける感じで走っていたのかな??
コロンとしたフォルム&カラーリングがレトロでかわいらしい。
広い敷地に線路がまあるく敷いてあって、おそらく一円電車に乗ろう!的なイベントはこちらで実施されている模様。
明延鉱山跡地へ
明延鉱山跡地への道は結構狭いです。大きな車だとちょっとはらはらしちゃいそうな道路幅。
先ほどの一円電車の広場に駐車して歩いても行くことができます。
それっぽいところに到着。
看板があったのであ!ここだ!って思ったけど、それがなかったら見逃がしちゃいそう。
こんな感じになっているようです。
現場からは線路しか見えなーい。
こちら、本当の名前は「大仙粗砕場跡」っていうらしいです。
共同浴場跡
レトロな建物なんだろうー?と思ってみたら、共同浴場跡。
鉱山で働く人たちが仕事を終えてお風呂に入りにきたのね。
山神宮跡「山神さん」
山神宮は鉱山関係者の山の繁栄と安全を祈るために新築されたそうですが、現在は違うところに神さまが移されているそうです。
神様がいなくなった神宮跡はなんとなくいかない方がよいかなという気がして階段を上るのやめました(オカルトビビり)
鉱石の道 明延鉱山探検坑道
明延鉱山は、奈良の大仏建立の際に銅を献上したと伝わる古い鉱山。
明治42年に錫鉱が発見されてから昭和62年の閉山まで、国内90%以上の錫を産出して日本一の錫鉱山として栄えたそうです。
毎週日曜日に見学会もやっているみたい。
扉のそばによるとさぁぁーっと冷気が坑道内から吹いてきます。さぁぁぁぁーっと。
格子の隙間からのぞくとこんな感じ。
坑道内はきれいに整備されているようです。
鉱石の道 中瀬金山関所(トロッコ広場)
こちらでは鉱山関係の資料の展示のほか、隣接するトロッコ広場には、昭和44年まで使われていた本物の鉱山車両を展示しています。
江戸時代から現代まで活躍した中瀬鉱山の魅力を紹介する案内所です。
今も現役の中瀬精練所