海の絶景露天風呂と貸切風呂が人気。夕食は伊勢海老など奥志摩の新鮮な海幸をご堪能いただけます。
豊かな海に囲まれた浜島町で、太平洋をのぞむ地に建つのが鯨望荘です。
かつてくじらの大群が悠然と泳いだという眼前の太平洋に静かに沈む夕日の美しさは感動的です。
ロケーションがいいことで知られる宿で、温泉露天から眺める夕陽はまさに絶景。
貸切風呂・岩盤浴・リフレクスセラピーなど施設も充実。
海が見えるお部屋で伊勢えび、あわびなどとびっきりの海鮮を堪能。
伊勢志摩/浜島温泉シーサイドホテル鯨望荘(げいぼうそう)
三重県志摩市浜島町浜島1550-1
シーサイドホテル鯨望荘
かなり古い話になりますが、浜島温泉のシーサイドホテル鯨望荘の滞在記です。
毎年どこかの温泉地に出かけますが、いつものように、嫁が伊勢海老の残酷焼きに食いついて、私は交換条件にゴルフを提案しました。「え~~?ごるふ~?」と気乗りしないのも想定済みですが。
食い意地マックスの嫁に、温泉、伊勢海老の残酷焼きの二泊旅を提案するとすんなり快諾。
残酷焼きは別名、浜島焼と言われるので、周辺の温泉宿を探しました。その中に鯨望荘の文字が目に入り、鯨が見れるかもと思い予約しました。
後日、調べてみるとホエールウオッチングは、4月から10月だそうです。
沖縄は冬に見れますが。鯨はさておき、ゴルフはNEMU RESORT(旧合歓の郷)に一泊して、ゴルフが終わったら浜島温泉に一泊する予定で、無事、嫁も合意しました。
三重県は、伊勢から鳥羽や賢島にかけて、多くの温泉宿がありますが、浜島温泉は、一番西にある温泉地です。賢島から太平洋を望む海岸線沿いに、温泉宿が点在します。
温泉街のような集落ではなく、海岸線を走ると宿がポツポツ現れる雰囲気です。
NEMU RESORTで一泊、山菜取りみたいなゴルフをして、海岸沿いを走ると海女の小屋の看板が見えてきます。
30分も走らずに鯨望荘に到着しました。
シーサイドホテル鯨望荘は、10畳和室を基本にして和洋室タイプなど全35室の温泉宿です。
外観の古さはありますが、内装や部屋の作りは、何度かリニューアルされています。
館内施設には、屋外プールがあります。前の海は小さな砂浜がありますが、海水浴のできる場所ではありません。
客室のアメニティ類は不足なく、なぜかヘルスメーターがありました。嫁は乗りませんでしたが。
風呂は、3階に海を見渡せる内湯があり、露天風呂は5階にあります。いずれも海が見渡せます。
浜島温泉ですが、アルカリ単純泉です。いわゆる美人の湯です。
よく単純泉と言うと、ありきたりの温泉のイメージを持たれますが、泉質を分別する名称であり、筋肉痛や疲労回復、傷の治療などに効果のある療養泉です。
さて夕食ですが、予約したプラン名は忘れましたが、残酷焼き伝々・・だったと思います。
鮮明に覚えているのが、目の前で焼いてくれる伊勢海老が暴れます。
生きたまま焼くので当然ですが、まさに残酷焼きなんですね。
伊勢海老が静かになるまで、しばらく火箸で抑えています。
嫁は「残酷~~」と言いながらも喜んでいました。ブランド物ではないですが、和牛にサザエなどの魚介類、刺身、最後に伊勢海老の長寿汁が出て、地酒もいただき満足しました。
鯨は見ませんでしたが、いい旅になりました。
伊勢志摩周辺には多くの温泉宿があり、周辺には英虞湾めぐりやマンボウで有名な賢島水族館、志摩地中海村や志摩スペイン村、伊勢神宮など、数えきれないほどの観光スポットがあります。
志摩半島の海沿いには、海女の小屋などもあり、現役の海女さんと話をしながら豊かな食材を楽しめる施設もあります。とても一日で回れる場所ではありません。
そんな志摩半島でも美味しい料理と温泉も楽しめる、浜島温泉のシーサイドホテル鯨望荘の滞在記をご紹介しました。最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、伊勢志摩へお出かけください。