角島大橋の絶景旅行記|日本屈指のフォトスポットと角島観光ガイド

2000年に開通した角島大橋。
白い砂浜とコバルトブルーの海が広がる光景は、まるで海外リゾート。
SNSやテレビCM、ドラマやロケ地としてもたびたび登場し、気づけば「日本屈指の絶景スポット」として全国区の存在になりました。

橋の長さは1,780m。しかもこれ、無料で渡れる一般道としては日本トップクラスの長さなんです。
青く透き通った海を眺めながら、潮風を感じてドライブしたり、サイクリングやお散歩を楽しむのも最高。

特に夏のよく晴れた日は、海の“青”、道路の“白”、島の“緑”のコントラストがとにかく美しくて、シャッターを切る手が止まりません。ここはもう、間違いなく日本屈指のフォトスポット。

角島 旅行記

山口県の角島へ行ってきました。実は私、角島をテレビCMで初めて見て以来、「いつか絶対ここに行く!」と心に決めていた場所。

実際に訪れてみると、「え、ここ日本の海?」と本気で思うほど、信じられないくらいきれいな青い海と白い砂浜が広がっていました。

まず圧倒されるのが、角島へ渡るために架けられた角島大橋。ここからの景色がもう…反則級。橋の全長は1,780mもあり、車で走ると、両側にどこまでも続くブルーの海と、点々と浮かぶ小さな島々。

私が訪れたのは夏。天気にも恵まれて、空はどこまでも青く、空気も澄んでいて。なぜか時間の流れまで、ゆっくりになったような気がしました。

その瞬間、それまで抱えていた悩みが、急にちっぽけに思えてきて、「あ、心ってこうやって洗われるんやな…」と実感。こんな美しい日本に生まれてよかったなぁ、なんてしみじみ思いました。

あまりの絶景に言葉を失って、しばらく無言。正直、橋の途中で車を止めて写真を撮りたくなりますよね。

ちゃんと橋の途中には待避所があって、数台分の駐車スペースも用意されているので安心。しかも、通行料は無料でした。

橋を渡りきると、そこは角島。島は一周できるサイズ感で、ドライブにもぴったりです。

展望台もあり、ここからの景色もまた違った角度で楽しめました。駐車場も広めなので、のんびり景色を堪能できます。個人的には、急がず、島をゆっくり散策するのがおすすめ。

途中、角島砲台跡にも立ち寄りました。かつてこの島が、日本を守る最前線だったことを物語る場所。今はコンクリートの構造物が一部残るのみですが、当時の緊張感や役割を想像すると、自然と背筋が伸びます。

さらに角島八幡宮にも参拝。とても立派なお宮で、境内には石碑や砲弾が供えられていました。軍人の安全や平和を願って建てられた神社なのかもしれません。

不思議と、自然に手を合わせたくなる場所。拝殿には大きな鐘も吊り下げられていて、「今も使われているのかな?」と考えながら、静かな時間を過ごしました。

島の西の端にある夢崎明神では、海に向かって立つ鳥居と、低く積まれた石垣が印象的。
自然の石を使った石積みは、風景と溶け合い、どこか儚くて、時間の流れを感じさせます。

ここまで来ると、砂浜には朝鮮語のラベルが付いたペットボトルなどの漂着物もちらほら。「あ、朝鮮半島って近いんやな」と、地理を肌で実感しました。

大橋と灯台の間にはお土産屋さんもあり、自転車で島を巡っている観光客の姿も。風を感じながら走る角島、めちゃくちゃ気持ちよさそう…。

次に来るなら、サイクリングで島を一周して、夕方の景色もじっくり見てみたいなと思いました。

ちなみに、休日はかなり混みます。渋滞も発生しやすいので、訪れるなら断然、平日がおすすめです。

ABOUTこの記事をかいた人

会社をボイコットして小さな車でひとり、日本一周の旅をしました。 温泉が大好きで秘湯や混浴、鄙び宿を中心にひとり温泉旅行に出かけています。海外よりも国内旅行が好きですが、韓国やベトナムには毎年数回行っています。(韓国がグルメと美容目的、ベトナムは普通に好きなだけ)基本的に一人旅をしますが、たまに愛犬の福ちゃんや連れとも出かけます。2025年冬に古民家を購入して自力でDIYで古民家改修。神戸と田舎の2拠点移住、畑仕事や地域行事に勤しみます。