壮大な伽藍配置様式の豪壮にして典雅な美しさに圧倒される、加賀藩百二十万石の財力を如実に示す建造物です。
高岡の開祖、加賀前田家2代当主前田利長の菩提寺であり、曹洞宗の名刹です。
3代当主前田利常の建立で、1997年に山門、仏殿、法堂が建造物として国宝に指定されています。
また総門、禅堂、大庫裏、大茶堂、回廊三棟が重要文化財として指定されており、江戸初期の禅宗寺院建築として高く評価されています。
富山県高岡市関本町35
■あいの風とやま鉄道高岡駅から徒歩約10分
■JR新高岡駅から徒歩約15分
トイレの神様に会いに行こう
瑞龍寺最古といわれる仏像に、「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)立像」があります。
烏枢沙摩明王とは禅宗の寺ではトイレの守護神として祀られることが多いといいます。
瑞龍寺ではこの烏枢沙摩明王のお札を受けることができます(申込み制)。
お札を目より高い位置に貼り、トイレをきれいにすると病気平癒、安産成就、子孫繁栄などがもたらされるとして、お札を求める人が多く訪れます。