酸ヶ湯温泉旅館
酸ヶ湯温泉は国民保養温泉地第1号なんです!
時代を超えて人々を癒してきた酸ヶ湯温泉~300年もの歴史を持つ名湯の代名詞「ヒバ千人風呂」は圧巻ですよ!
湯治で体を癒すもよし、八甲田の自然を満喫する拠点としても◎
広さ160畳の大浴場「ひば千人風呂」にぜひ一度お入り下さい。
昔ながらの混浴を守っています。
男女別々の風呂もありますので混浴はちょっと‥という方でも大丈夫。
男女を分ける目隠しの木の塀があり、売店で湯あみ着を買うこともできます。
テニスコート1面分ほどの大きさの浴室内に、熱の湯、冷の湯、四分六分の湯、湯滝など5つの浴槽があります。
酸ヶ湯温泉旅館宿泊くちこみブログ
3年前の冬12月初旬に滞在した酸ケ湯温泉について執筆します。
酸ケ湯温泉は、総ヒバ造りの千人風呂として、青森県を代表する有名な温泉の一つです。
熱の湯、冷の湯、四分六分の湯、湯滝の4つの異なる源泉があります。
三百年以上に渡りたくさんの人々を癒してきた霊泉で、3廻り10日で万病に効果が現われると、言われているそうです。
風呂の脱衣所を抜け、浴室へ入ると、中は浴槽を含め、総ヒバ造りです。
湯煙で若干視界も悪いですが、雰囲気は満点でした。「歴史ある温泉に来た」という印象です。
温泉の泉質は全て酸性・含硫黄泉であり、若干緑がかった白色の湯で、温度は少し高めでした。
湯は、身体に適度にまとわりつく感じで、風呂上りも保温性が高く、身体が火照った状態が30分以上続き、汗が出てきました。
療養泉としても認められており、宿泊時は湯治客も数名見受けられました。この温泉は、皮膚疾患や運動麻痺、消化器疾患など、様々な症状にも効果があるそうです。
次は、食事についてです。食堂は複数ありましたが、私は大広間に通されました。
当日の夕食は、地元の食材をふんだんに使った山の幸と海の幸です。せんべい汁や野菜と鶏の煮物、刺身や香の物にご飯(お替り自由)が付きました。刺身は、ホタテとマグロが多かったです。
翌日の朝食は、バイキング形式でした。小鉢に載った煮物や焼き物、ご飯は何処の旅館でも一緒です。しかし、ここの旅館では、いちご煮と日本酒と醤油につけたイクラが取り放題でした。イクラは、「日本酒を少々入れ過ぎでは?少し酒臭い」と思いましたが、味も濃厚で美味しかったです。
一泊二食付きで宿泊できるうえ、青森県内の郷土料理や地物を一通り食べられるのも、この旅館の醍醐味だと思います。
3つ目は、宿泊したお部屋です。私は、畳に布団、テーブル、テレビ、ヒーターのみのシンプルな和室でした。屋外や隣部屋の音は、多少なりとも聞こえます。夜中に、旅館の屋根の雪が「ドサドサッ」っと、落ちる音が響き、驚いて目が覚めたことがありました。布団は柔らかく、寝心地は良かったです。
4つ目にアクセス方法です。旅館の無料送迎バスが一日2往復あります。私は、青森駅前商工会議所前から酸ケ湯温泉旅館間を利用しました。乗車時間は1時間程なので退屈はしませんでした。マイクロバスで、乗客30名くらいが、乗車出来ます。
青森市内を抜けると、ひたすら山道です。
安全運転だと思いますが、私からすると、ありえないスピードで雪山を上り下りするので、「これだけの雪山をよくスリップせずに運転出来るな」と感心したほどです。
最後に周辺の施設等についてですが、冬場は観光できないと思った方が良いです。
近くの旅館等へ、日帰り入浴も出来るそうですが、雪深く目的地までたどり着くのが大変です。
雪もサラサラのパウダースノーなため、私は道路で転んで、10?くらい下まで滑り落ちてしまいました。
いったん転んで滑ると、止まらないですよ。もし、周辺観光も楽しみたいのであれば、冬以外の季節をおすすめします。