かつては行路が極めて危なかったので「行路危」の称を生じたといい、また一説には秋の夜に鳴くこおろぎにも由来するともいわれています。
風雅な総ひのき造りの橋で、四季を通じて、山中温泉の代表的な景勝地で、浴客が必ず訪れるポイントとなっています。
鶴仙渓に架かる総ヒノキ造りの風雅な橋です。四季を彩るその風情に、日本の情緒が感じられます。山中温泉を代表する名勝で、橋から眺める鶴仙渓は絶景です。
かつては行路が極めて危なかったので「行路危」と呼ばれたとされ、また一説には秋の夜に鳴くコオロギに由来するともいわれています。
※令和元年10月12日、新しい橋への架け替えが終わり新生こおろぎ橋がお目見えいたしました。
こおろぎ橋がドラマに登場?
山中温泉のシンボル的存在であり、1978年に同名のテレビドラマが樋口可南子主演で放映されました。
太平洋戦争後の混乱期を家業の旅館を守って生きる女性を描いた一代記ドラマ。昭和21年、山中温泉の老舗旅館「みゆきや」の一人娘佐和子は女学校を出て山の分校の教師になった。素朴な子供たちとの日々は充実していたが、心ならずも婿を取るために山中に帰らなければならなくなる。婿に入ったのは隣町の旅館の次男幹夫であった。幹夫は佐和子と初恋の相手、新太郎との仲を疑い、酒におぼれた挙句姿を消してしまう。その矢先、祖母のぬいが亡くなり、佐和子は旅館を守るために必死で生きぬいてゆく。
石川県加賀市山中温泉下谷町 こおろぎ橋
JR加賀温泉駅から約11.2km
北陸自動車道 片山津ICから約16.5km
北陸自動車道 加賀ICから約12.8km