2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

桶屋旅館

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桶屋旅館 宿泊ブログ

日本一周でお世話になった鳥取・三朝温泉の湯治宿『桶屋旅館』の宿泊ブログです♡

足元湧出が楽しめる!三朝温泉の湯治宿

日本一周46日目にお世話になったお宿は三朝温泉の桶屋旅館さん。昔ながらの2食付の湯治宿(自炊設備がない湯治宿)です。

旅館の創業は大正2年。桶屋の湯は明治5年の記録があるんだとか。旅館創業以前は桶を作っていたのでその屋号をとって桶屋旅館という名前になったんだって!名前が渋いなぁと思いながら予約させてもらいました(笑)

温泉街からも近くて穴場な宿♡

温泉街の賑やかな通りからは歩いて5分くらいの場所にあります。近くにはお土産品や食べ物&飲み物を購入できるスーパーマーケットもあり結構便利な立地。駐車場は敷地内の屋根付きガレージに2~3台ほど駐車できます。

ちょっと狭いので運転に慣れてないと怖いんですが、宿のご主人が駐車のアシストしてくださったし、チェックアウト後に敷地内から大通りに出る際も誘導してくれたのでありがたかった~(見通しが悪いのでちょっとあぶない)

木造2階、客室は和室8室、定員18人の小さな宿ですが、以前は湯治目的の連泊のお客さんしか受け入れていなかったそうです。コロナ後に一泊のお客さんも受け入れるようになったと、夕食時の常連のお客さんが教えてくれました。もちろん日帰り入浴は不可。

お部屋はシンプルで快適な和室

お部屋は日当たりの良いシンプルな和室。

ポットやアメニティ、浴衣など基本的なものは揃っています。畳のいい匂いがする和室に大の字になってうだうだと(笑)

洗面とトイレは共同です。なんだか郷愁を誘うトイレ…平日にお邪魔したので、宿泊客はわたしの他にお仕事で三朝に来ている男性が一人だけ。温泉は終始、独泉でした~!

新館の湯

館内に浴場は2箇所。お風呂の1つは桶屋の源泉で、めずらしい足下湧出の浴槽なんですが、チェックイン後~21時までは男湯なんです。

足元湧出の浴槽に心惹かれて予約したお宿だったので、すぐには入れず残念な気持ちでしたが、こちらの浴場もめっちゃ趣あって渋くてイイっ!

そんな渋くて素敵な佇まいの湯は『新館の湯』その名の通り新館に設えられた浴場で脱衣場はめっちゃ綺麗でした。

新館の湯は三朝町の源泉よりの配湯されているというお湯はちょうどよい温湯。加水なし・加温なし・循環なし・消毒なしの純温泉♡

源泉温度が65度くらいあるんですが、加水していないのにちょうどよい温度なのが不思議だなぁと。配管を通ってくるまでに自然に冷まされているんかなぁ?

他に女性のお客さんがいないからずーっと貸切♡ 皮膚がふやふやになるまで…存分に湯に沈むのだ!お湯も柔らかくてええ感じです。

ホルミシス効果を期待してできるだけなが~く湯に浸かり、蒸気を吸いたくて(笑)

足元湧出の浴場

翌日は楽しみにしていた足元湧出の浴場へ。

この足元湧出温泉の女湯の利用時間は、21:00~翌日12:00。男性時間よりも女性時間のほうが長いのでちょっとラッキー!男性が入れるのはチェックイン後~21:00までです。

女将さんいわく、足元湧出の浴槽は熱すぎて入れないので、洗い場で寝っ転がって岩盤浴みたいに過ごしたり、掛け湯をしたり飲泉したりするのがいいよとのことでした。

加水厳禁の張り紙が骨太な源泉宿って感じでよきよき♥

階段を下って浴場に行くパターン。岩手の藤三旅館の白猿の湯とかもこんな造りだったような。この雰囲気…鄙び感、静けさ…最高すぎるやろ~!めっちゃ大好物です。

窓の外は廊下になっています。浴場をぐるーっと囲む形で廊下。朝ご飯前に温泉に入ったんやけど、朝ご飯の準備する宿の方の雰囲気を感じながらの入湯でした。すりガラス越しに人影が映るとちょっとびっくりしちゃったり(笑)

・風呂の周囲が滑りやすいのでご注意してください
・危険ですので浴槽の中の石などを動かさないでください
・体をよく洗ってから入浴してください
・浴槽の中にタオル等を入れないでください
・飲泉の中に手足を入れないでください

温泉の中は正直熱すぎて!!全然入れませんでした。死ぬほどかけ湯をして身体を慣らせば入れるかな?と思いきや、アチョーっ熱いよ熱いよ。とりあえず床に温泉をぶっかけて寝っ転がる岩盤浴スタイルで妥協しましたが、じっとしてるだけなのに汗がダラダラと。これは想像以上に気持ちいいぞ。奥には飲泉用の小さな浴槽?みたいなのがあって、適宜水分補給しながらの温浴タイム。

透明でキラキラなお湯が石の底からぷくぷくと湧き出しています。本当にキラキラで美しいお湯にうっとりです。奇跡の泉ってフレーズが頭に浮かんできちゃうくらいな美しさでした。

食事は家庭料理っぽさが素敵な湯治飯

お食事は食堂で宿泊者の皆さんと一緒に。と言ってもこの日の宿泊者は私とダンディな紳士のみ。この紳士、三徳山の地質調査をされてるそうで宿の常連さんなんだって!いろいろ興味深いお話をお伺いしつつのご飯。夕食は話が盛り上がりすぎて、写真撮るの忘れた…嗚呼。

朝食の写真は忘れずに撮影。朝食もそうだけど、夕食も湯治宿ならではって感じのシンプルで健康的なお食事でした。量も多すぎず、少なすぎず女性の私にはちょうどいい感じ。夕食はビール飲みながらつまむ感じで楽しめたのが良かったけど、もりもり食べる男性はちょっと物足りないかもしれません。。

お宿の方はみんなフレンドリーで親切な雰囲気で、過干渉せずほっといてくれる感じだったのでゆっくり湯治を楽しみたい方にはおすすめ!やっぱりこういう宿は最低2泊以上したいっ!

チェックアウトは玄関のかかしさんと、女将さんに見送られて。敷地内の駐車場から道路に出る道の見通しが良くないので、車の誘導もしてくださって笑顔で見送ってくれました。なんかこういうのって後ろ髪引かれる思いというか…絶対また来るぞって思えるんですよね。

三朝温泉の桶屋旅館さん、1泊2食11,000円でした!

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この記事を書いた人

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