日本一周30日目
青森の大鰐温泉、太宰治が療養したお宿にお世話になった翌日は下北半島へ向かいます!太宰治ゆかりの宿、外観も館内もレトロを残しつつキレイにリニューアルされていて快適&趣があってとってもよかった~♡大鰐温泉の熱いお湯を素敵タイルの浴槽で頂き恐悦至極にございました。(←最近ハマっている大河ドラマ 光る君への影響 笑)
大間
大鰐温泉から4時間かけて下北半島・本州最北端の地、大間へやってきました。なぜ下北半島にやってきたのかというと!恐山のイタコ大祭の期間中に恐山に行ってみたい!ってことで少々ヘンテコな旅程…下北半島にやってきたんです。そして今日から4日間、関西から合流した友人と一緒に青森旅です。
渋る友人にむりやりスマホを持たせて撮影してもらった(笑)マグロに乗るオンナ。このマグロいいぞ~!抱きついて撮影するもよし、乗って撮影するもよし、食われるポーズをするもよし。このマグロでおもしろ写真をぜひ撮って拡散してくれぃ!
大間観光土産センターにいたマグロ漁師のおっちゃんとツーショットで♡不勉強で申し訳ない、このお方を存じ上げなかったんですがどうやらマグロ漁師のレジェンド?らしく、お土産屋さんでこの方のグッズがめっちゃ売ってました(笑)一瞬、Tシャツ買おうかなぁとなやんだんやけど、攻めすぎている感じなので今回は見送りました(笑
本州最北端のポストもあります。絵葉書や切手はお土産物屋さんで購入ができます。
青森名産のホタテ、そのホタテの貝殻で水着作っちゃった~♡ってノリのお土産物。写真撮影用に貸出もしてくれますので、大間の記念にいかがでしょうか♡わたしはもう水着が似合う年齢ではないので自粛します(笑)
大間では食堂が何軒かあって海鮮丼やまぐろを食べることができるんですが、高い~!観光地価格です…まぐろ丼3000円~6000円って感じで庶民には手が届きません…。ちなみに翌日、龍飛に行ったんですが半額~1/3くらいの価格でした。
下風呂温泉
日本一周30日目の宿は、下風呂温泉のまるほん旅館さん。以前、下風呂温泉のさつき荘さんに宿泊した際に、下風呂のあつ~い湯にハマってしまいまして…今回はまるほん旅館さんへ。さつき荘さんは予約が取れず…泣
海峡の湯
海峡の湯は、その大湯一号、二号、新湯の浴槽があり、さらに井上靖ゆかりの湯、サウナ&水風呂まであってお得感ある!どの浴槽もめちゃくちゃ熱くて、44℃~48℃でした…加水しないとちと辛いけど、体がシャキッとする良いお湯。
三浦屋
温泉は浜湯系海浜地1号で、高血圧、糖尿病、慢性皮膚病などに効果があり。内風呂は光明石温泉です。光明石は自然界に存在する放射性元素を含む天然鉱石のなかで、もっともイオン化作用の強いとされる、薬石光明石を主たる泉源体としてできたものなんだって!
まるほん旅館
女将さんにお部屋に案内してもらったんですが、お部屋の窓辺にいたのは看板猫ちゃんのでっちさん。まだ2歳の猫ちゃんなんだって~。旅館内を自由自在にウロウロしているそうです(笑)
滞在中、お部屋の扉を開けっ放しにしていると、たまにでっちさんが訪ねてきてくれるのよね♡
お部屋は海の見える広いお部屋。クーラーないんだけど窓を開けておけば涼しい海風が入ってくるので気持ちいいです。風呂上がりに窓辺で、でっちと海を眺めながら呑むビールは最高でした~。旅情をビンビン感じちゃう。
お宿は下風呂温泉街の高い場所にあります。今はなくなってしまった共同浴場の大湯の目の前にある老舗温泉宿。
明治20年に開業したまるほん旅館さん。かつてニシン漁が盛んに行われていた頃、各地から沢山の人々が下風呂を訪れており、そのお客さんを泊めるためになりゆきで開業したようです。
元気な女将さんがちゃきちゃき元気で、古い旅館ですが元気&活気を感じる宿で好きやわぁ…程よい距離感とフランクさが居心地いいんよね。
建物は古いながらにきれいにお手入れされているし、wifiもサクサクと快適だし、これで1泊2食付9000円って価格破壊過ぎるやろ・・・ありがたいことです。
下風呂温泉郷の源泉は、「大湯系」「新湯系」「浜湯系」と3箇所ありますが、まるほん旅館の内湯は「大湯系」。酸性・含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型)泉温は64.0℃、PH値2.4。
脱衣所から階段を降りて浴場へ。扉を開けると硫黄臭がむんっと。豪華な風呂じゃない、広い湯船じゃないけど、湯治場風情薫るこういうのでいいんだよ!お湯が良ければさ!
小さなポリ浴槽に下風呂の湯が満々。めっちゃ熱いのを覚悟してそっと手を浴槽の中にいれると、熱くない!適温オブ適温やーん。ちょうどいい感じに加水されているのかな?酸性湯だけどピリつきのない優しい湯ざわり。もちろん湯上がりの肌はスベスベで良い感じに。
お風呂で青森県内から一人旅でやってきた女性と温泉談義に花が咲き、2人とも汗ダラダラになりながら話していたのがいい思い出(笑)程よく温度調整されているけど、しばらく浸かっていると顔の汗がぶわぶわ噴き出す温まりの湯。
湯上がり温泉街ぶらりん。
湯上がりビールを持って温泉街をぶらぶらと。幻の大間鉄道のアーチ橋にある足湯へ。
この足湯に引いている源泉は「浜湯系」で、その日によって色が変化する温泉です。今日の湯の色は鶯色?ちょい熱い足湯×ビールでアルコールが全身を駆け巡ります。身体汗ビショビショ、心ふわふわ気持ちがいいなぁ。
第二次大戦中に建設が進められたものの、戦況の悪化で工事が中断し、以後放置されていた鉄道用のアーチ橋。今は散歩道&足湯になっています。
夜ご飯は新鮮なお刺身やウニ豆腐、青森名産のホタテに下風呂と言えばのイカ!青森の地酒ととも晩酌めし。生ウニうまーいっ!スタンダードプランでこのクオリティ…次回はもっと良いプランで予約してみたくなるよ、こりゃ。
朝ご飯にはイカのお刺身♡ 下風呂はイカの旬の季節らしいんだけど、今年は暑すぎるせいかイカが全然とれないんだって。漁火も見られる季節らしいんだけど、今年は全ほとんど漁火漁もしてないとのこと。