日本一周29日目でお世話になったヤマニ仙遊館の宿泊ブログです♡
ヤマニ仙遊館
日本一周29日目の宿は、青森・南津軽の大鰐温泉にあるヤマニ仙遊館さん。
こちらのお宿は明治5年創業、大鰐温泉で最も古い旅館で登録有形文化財にも登録されているんです。人間失格や走れメロスの著者、太宰治も投宿したお宿なんです!文学好きにはたまらんぜ。
ヤマニさんのお隣には公衆浴場の霊湯大湯があります。ちなみに大鰐温泉には9つも!共同浴場があるので湯巡りも楽しい温泉街です。
飲食店や土産物店があまりないのでTHE温泉街っていうよりは住宅街の中にちらほら旅館があるみたいな感じの温泉街です。
レトロモダンなお部屋
お部屋は2間続きのお部屋で窓を開けると平川を眺めることができます。
館内は客室や浴場も含めキレイにリニューアルされていますが、所々に歴史を感じる趣があり、太宰治投宿の時代を思い浮かべずにはいられません。
アメニティや設備も充実
太宰治ゆかりの宿
お部屋には太宰治関連の資料もあり興味深く拝見。太宰治が療養のために母と一緒に宿泊して癒やされた宿で本日わたしも癒やされる…♡
思わず写真を撮りたくなるレトロな館内
館内はどこを切り取っても絵になる~赤絨毯がレトロ。
階段の造りも空間を贅沢に使っている感じがして素敵。
電子レンジやオーブンがあるプチ自炊コーナーもあり。
家電があるのにレトロな雰囲気を醸し出せるのすごい!
古風なテラスは喫煙ルーム。冬用の火鉢があるのが渋い!冬は実際に使うのかな?
素敵すぎる洗面。手洗鉢の洗面台っていいなぁ。
大正ロマンが香る浴場
ヤマニ仙遊館のお風呂は男女別の内湯がひとつずつ。浴場は男女、離れたところにあって女性浴場は、帳場の裏側に進んだところにあります。
大正レトロ風呂「浪漫の泉」夜は23時まで入浴が可能です。朝も5時~入浴が可能なので朝風呂もOK!
レトロな雰囲気の浴場は2~3人入ればいっぱいの小さな浴槽と洗い場。壁面のカラフルタイルがキラキラとエモい・・・程よく薄暗い感じが自律神経を落ち着かせる感じでふぁ~とします。
こちらの大正ロマン香る浴槽は、2022年に創業150年を記念してリニューアル。大正当時の浴場を参考に和製マジョリカタイルをふんだんに使ったんだって!男女浴場合わせて800枚ほど使われているんだそうです。
湯口にはワニ。大鰐温泉だからかなぁ。珍しいし表情かわいらしい。
熱めの湯を加水無しで頂きます。湯は無色透明の単純泉-弱アルカリ単純泉-弱アルカリ塩類泉でクセのないさっぱり湯。塩泉なのでしばらくじっと浸かっていると額から汗が。浴槽が小さいの他の入浴客がいるとちょっと居心地悪いんですが、独泉できると本当に大正ロマンに浸れる素敵な浴場でした。泉質の良さもありますが、浴場の雰囲気が最高すぎるよ…。
夜も素敵な大鰐温泉
ヤマニ仙遊館の玄関先にはレトロな街灯。
夜の雰囲気も素敵なヤマニさん。
素泊まりの宿泊だったので、近くの居酒屋さんにご飯を食べに行ったんですが大鰐温泉の夜の街はとても静かで平川の水の流れる音が聞こえる。
お酒を飲んで酔っ払ってしまったので、旅館前の川の土手に座って酔い覚まし。月が綺麗にでている静かな夜、風も涼やかで気持ちがいいです。やっぱり宿に泊まったら朝散歩と夜散歩はしたほうが周辺の雰囲気を感じられていいなぁ。
温泉街にあるレトロな風景。
宿の方に紹介してもらった居酒屋さん。元気な青森のお母さんがやっているお店です。地元の常連さんもたくさんいてネイティブ津軽弁を聞きながらビールをぐいっと。