和歌山城は、1585年に豊臣秀吉が弟の秀長に命じて築城させた城で、築城の担当は藤堂高虎でした。最初の城代は桑山重晴で、1600年には関ヶ原の戦いで功績を挙げた浅野幸長が入城しました。1619年には徳川家康の十男・頼宣が入城し、紀州徳川家の居城となりました。和歌山城は徳川御三家の一つとして長い歴史を持ち、天守閣は1958年に鉄筋コンクリートで再建されました。南東の岡口門は1957年に重要文化財に指定されています。和歌山市街を一望できる天守閣からは、和歌山城の歴史と魅力を感じることができます。
和歌山県和歌山市一番丁3番地