龍王の滝

13メートルの落差を誇り、岩を縫うように細い水流が落ちる龍王の滝は、京都府南部、井手町の北端に位置する木津川の支流、南谷川の静かな渓谷にその音を響かせています。

雨を司る龍王神にちなんで名付けられたこの滝は、かつて日照り続きの時期に雨乞いの儀式が行われた場所としても知られています。

黒や茶色の岩から流れ落ちる白い水の姿は、天に昇る龍を思わせ、訪れる人々に神秘的な力を感じさせます。

また、南谷川沿いの林道は、モトクロスバイクやマウンテンバイク、ハイキングを楽しむ人々で賑わい、京都府南部の静かな自然を求める方に最適な場所です。

ただし、滝周辺は岩場が滑りやすいため、訪れる際は十分に注意してください。

京都府綴喜郡井手町多賀大峰
JR奈良線「山城多賀」駅から東へ約2km、徒歩約30分

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