熊川の宿は、若狭から京都を結ぶ重要な宿場で、特に天正17年以来発展を続けました。
奉行所・番所・お蔵屋敷の跡が残り、情緒あふれる街道沿いには、昔ながらの用水路が流れています。
豊臣時代から藩政末期におよぶ古文書・御用日記なども保存されています。
熊川宿は、重要伝統的建造物群保存地区に選定され、往年の繁栄を偲ぶ町並みが保存されています。
平成27年に熊川宿を含む鯖街道が「~御食国若狭と鯖街道~」として日本遺産に認定されました。
福井県若狭町
若狭上中ICから車で12分(県道22号・国道27号経由)
JR近江今津駅からJRバスで30分「若狭熊川」下車
宿場館
若狭鯖街道熊川宿資料館(宿場館)は、昭和15年に熊川村役場として建てた建物です。
熊川の歴史の厚みを感じさせてくれる建物で、熊川宿と鯖街道の歴史を見せてくれる資料館です。
営業時間は、9:00〜17:00(4月〜10月)・9:00〜16:00(11月〜3月)となっています。
定休日は、毎週月曜日、年末年始、月曜日が祝日の場合は翌日です。
道の駅若狭 熊川宿
敷地内には、鯖街道が辿った歴史を紹介する展示館や郷土の特産・物産を即売するコーナーのほか、食堂があります。
営業時間は、9:00~18:00(食堂9:00~16:00)
※12月~3月は9:30~17:30(食堂9:30~16:00)