ここ黒神地区にあった「腹五社神社」の鳥居は、大正噴火後たった1日のうちに軽石や火山灰に埋め尽くされました。
もともと高さ3mあったという鳥居ですが、今は笠木部分の約1mを地上に見せるのみです。
噴火後、住民は神社の神聖な鳥居を掘り起こそうとしました。
しかし、当時の村長・野添八百蔵氏の「後世に噴火の記憶を残そう」との英断により、噴火直後の姿がそのまま現在に残されています。
かなり埋まってしまっているこの鳥居、腹五社神社の鳥居だったそうで、大正噴火後たった1日のうちに軽石や火山灰に埋め尽くされてこんな状態になってしまったそうです。
もともと高さ3mあったらしいんだけど、今は笠木部分の約1mを地上に見せるのみ。
この下に色々なものが埋まっているんだろうなって想像するとなんだかすごいです。
退避壕なるもの、初めて見ました。土地柄ですね・・・。
火山と共に生きている地域なんだなってことを実感しました。
鹿児島市黒神町(黒神中学校横)
桜島港からの距離・時間:18km・車27分
バス停:黒神中学校前より徒歩1分
※無料駐車場は、埋没鳥居の道路を隔てた向かい側に整備されています