2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

輪島朝市通り

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輪島朝市通り散歩:イナチュウ廃墟と永井豪

輪島朝市通り

旅した日:2021.7月

輪島の有名な朝市通りへ。あいにく訪問した時間帯が朝ではなく真っ昼間だったので朝市のにぎわいを感じることはできず・・・

ただいくつかのお店は開店していて海産物を売っていたり、おばあちゃんが作ったわらじが売っていたりと興味津々でお散歩。

朝市の賑わいを感じたいのであれば、午前8時30分から正午までの営業時間がベストタイムです!定休日は第2、第4水曜日と正月3が日だそうですが、それ以外は毎日、朝市が開催されているんです!

この輪島の朝市は日本三大朝市に数えられています。『勝浦朝市』、『輪島朝市』、『飛騨高山朝市』の3つの朝市が日本三大なんだって。

輪島の朝市は日本三大朝市の中でも最も歴史の古い朝市です。

幅員の広い朝市通りの両脇には漆塗りのお店や海鮮物店などが並んでいます。昼間は閑散としてちょっとさみしい雰囲気。

朝市では輪島塗りの漆器が半額など、超お得に販売されていたり、お店の人と交渉するのもまた楽しみの一つ♡

ホームセンターなんかでは絶対出会えない竹製の鬼おろしも売っています!鬼おろしは目の荒い大根おろしをすりおろすための道具。竹製の刃によって大根の食感がほどよく残され、お蕎麦や鍋物に最適な大根おろしをつくることが出来るスグレモノ!

新鮮な海産物や干物なども格安で買えちゃう!

炭火コーナー

新鮮な魚介を朝市で購入してその場で食べられる「炭火コーナー」もあります。利用料を支払うとコンロや焼き網、お皿や箸を無料で借りることができ、露店で購入した干物や鮮魚などを持ち込んで、セルフサービスで網焼きを楽しむことができるコーナー。

※わたしが訪問した際はコロナ対策でクローズになっていました。

輪島名物 ふぐの炙り丼

実は輪島は、天然フグの漁獲量が日本トップクラス!フグは石川県の知られざる名物なんですっ!

輪島名物のフグの炙り丼。「能登路では昔も今もやぶの味」というキャッチコピーの老舗店『やぶ新橋店』さんで頂けます。朝市通りからは少し外れますが、ぷりぷりのふぐがたっぷりのって1000円台というコスパ名物。

永井豪記念館

マジンガーZ、デビルマン、キューティーハニー等で世界的に知られる漫画家・永井豪先生は輪島市出身。輪島朝市通りにある「永井豪記念館」では、貴重な原画や等身大デビルマンなどが飾られています。記念館オリジナルグッズの販売もあります。

輪島朝市 重蔵神社

朝市通りの東端にある重蔵神社さん。祭神は、出雲から能登へ来臨し、同地を平定したとされる大国主の父天之冬衣命と、因幡の白兎で有名な心優しい大国主命さんです。

輪島の朝市はこの重蔵神社に由来しているんだそう。

始まりは、神聖な場所である神社の境内で、祭礼日ごとに物々交換の市が立ったというもので、平安時代から千年の歴史をもっています。

朝市通りの西端には重蔵神社 産屋(支所)があります。

昔、安産を願って産屋の屋根に鵜の羽を葺く風習がありました。鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)という神様の名前は、この神様が産屋に鵜の羽を葺く時間も無いほど早く生まれたことに由来しています。この神様はとても早く元気に生まれ、大変生命力の強い神様!という由来から安産祈願にご利益があるんだとか。

ちなみに鵜草葺不合命は、大国主大神と奥さんの間に生まれた神様。

イナチュウ美術館

朝市通りを歩いていて何やら異彩を放つ建物が・・・バブルが香るユーロピアンな建物はイナチュウ美術館(現在は廃墟化)

閉館する前のイナチュウ美術館では、ベルサイユ宮殿をイメージした総大理石造りの館内に絵画や調度品など約400点の世界の王朝コレクションを展示しており、鑑定番組で高い評価をされた品もあったそうです。

周辺はめっちゃ生活感溢れる朝市なのに、イナチュウ美術館の前に立つと唐突にヨーローピアン(笑)めちゃくちゃヘンテコでアベコベ世界な雰囲気が面白い。

廃墟化しているんですが、いわゆる山奥に放置されたおどろおどろしい廃墟という感じではなく、廃墟化して熟成された味が外観ににじみ出てきて渋さを増している感じ(笑)輪島朝市の隠れた穴場観光スポットだと個人的には思うんです。

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