岐阜県の高山朝市・千葉県の勝浦朝市とともに、日本三大朝市の一つに数えられている輪島朝市。
朝8時から朝市通りには、新鮮な海産物をはじめ干物や野菜、民芸品などを扱う露店が、道の両側に所狭しと並び、その数は約200軒です。
露店を開く場所は、親子で何代も引き継がれています。
売り手のほとんどが女性で、野菜などは近所の農家のおばちゃん、新鮮な魚介類は漁師町の女性たちが売りに出ます。
輪島の女性は働き者で「亭主の一人や二人養えない女は甲斐性なし」と言われるほど。
そんな元気な女性たちの「買うてくだぁー」の呼び声から始まる朝市は活気に満ちあふれています。
ここで売られるものに「値札」はあまり付いておらず、値段は交渉次第。
地元の人との会話を楽しみながら値切りをするのも朝市の醍醐味です。
石川県輪島市河井町1-115