岩屋漁港にある「絵島」は、別名「おのころ島」と呼ばれています。
古事記や日本書紀の国生みの神話に登場する「おのころ島」は伊弉諾尊と伊弉冉尊が「天の沼矛」(ぬぼこ)で青海原をかきまわして、その矛先からしたたり落ちて固まってできたということで、この「おのころ島」が日本の最初の国土なんだって。
絵島、「島」というか巨大な岩みたい。
一番上の方に白い鳥居が見えます。
岩肌が滑らかでつるつる、綺麗に縞模様になっていて、なんかサイケデリックな場所です。
この縞模様、褐鉄鉱沈殿砂岩層(約二千万年前の砂岩層)なんだそうで、二千年前の岩の上に立っているなんてなんかすごくないですか?
絵島は現在立ち入り禁止
昔は絵島周辺のサイケデリックな岩の上を歩けたり、鳥居の近くまで行くことが出来ましたが、現在はフェンスに囲まれているため入ることが出来ません。
この絵島、元は陸地に続いていたものが波浪の作用により現在のような島になったそうです。
絵島を見学する際は近くに専用の駐車場がないので岩屋ポートビル駐車場を利用するか、岩屋漁港駐車場を利用するのが良いです。
岩屋漁港駐車場は1時間無料で利用できるのでおすすめ。
絵島
淡路島の北端に浮かぶ島で、「国生み神話」に登場する「おのころ島」伝承地の1つとされています。元は陸地に続いていたものが波浪の作用により現在のような島になりました。
平清盛が大輪田の泊を修築した際に、人柱にされようとした人たちを助け、自らが人柱になった松王丸を祀ったといわれる石塔が島の頂上に建っています。
神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICより約3分、岩屋港すぐそば