友ヶ島への旅。ラピュタみたいな廃墟島に行ったよ!(1)
旅した日:2014年5月
関東在住の弟が関西にやってきたので、マニアックな関西のBスポット、和歌山県加太の友ヶ島に行ってみました。
友ヶ島へのアクセスは、まずは難波から南海電車で和歌山市駅→南海加太駅へ。
加太駅から歩いて15分くらいの場所にある加太港から友ヶ島汽船で20分程度のプチフェリー旅です。
加太駅はのどかな駅でした。
休日は友ヶ島へ向かう観光客で賑わってました。山ガールっぽい女子もたくさんいましたよ!
郷愁漂う、駅前の駄菓子屋さん。
あぁ懐かしい感じだなぁ。いいなぁ、こんなお店。
加太港へ向かう商店街はノスタルジック感満載。
加太港への道はちょっとわかりにくいですが、とりあえず山ガールの格好をした集団のあとに続けば辿り着けるはず。
山ガールの集団についてきて、フェリー乗り場にやってきました。作戦成功。
11時発のフェリーに乗ろうと30分くらい前に到着したのですが、ものすごい数の人!「あぁ、これ、乗れないかもね」なんて弟と話しながら、切符売り場に並んでいたら、なんと!ぎりぎりで乗れました。
後ろに並んでた人たちは乗れず・・・たぶん10人以上は乗れてなかったっぽい。
フィリーに乗り込みます。20分程度のフェリー旅です。
BBQやキャンプもできる無人島なので、アウトドア用品を抱えて乗船している人も結構多かった。
和歌山市の加太沖に浮かぶ無人島群(沖ノ島、地ノ島、虎島、神島)を総称して”友ヶ島”と呼びます。この友ヶ島には修験道の行場や旧陸軍の要塞や砲台、弾薬庫の跡地があります。
最近、この要塞跡がラピュタっぽい!と人気になってる無人島なんです。コスプレイヤーたちもわざわざコスプレ衣装を持って撮影しにやってくるらしい。
島に数軒しかないお宿のひとつ「海の家」
今回、ここに泊まりたいなぁと予約の電話をしてみたのですが、残念ながら満室・・・無念。
なんかスローな予感。
島全体がハイキングスポット。
島に点在してる砲台跡地へ探検しに行きますよー
富士屋別館さんはお休み中の模様。
もしかしたら夏だけしか営業してないのかも。
こういうのもまた無人島っぽくて
富士屋別館さんの近くにある第2砲台跡。
かなり崩れちゃってます。
崩壊しているので、建物の中は見学できなくなってます。
海に面している砲台跡なのでそれだけ劣化しやすいのかな
友ヶ島灯台のそばにある第1砲台跡。ここも中は立ち入り禁止になっています。
明治5年に日本で8番目にできた洋風建築の灯台で、今も稼働中だそうです。
日本標準時の子午線が走ってます。135°
この日、日本列島は真夏日。暑すぎる・・・そして友が島、ちょっとした登山状態で坂が多すぎる・・・健脚でないと島を一周するのは難しいかも。
海へ続く道。
海へのトビラ。
森の道。旧海軍聴音所跡地を目指します。
旧海軍聴音所跡地は、潜水艦などの進入を察知するために作られた施設だそうです。
建物の中はゆっくりと朽ちていっている風情。いまも。
昨今の廃墟ブーム、どうして廃墟に魅せられるのでしょうか。
人工物が自然に侵略されているのを見てほっとするのは何故なんだろう。
今回お世話になったお宿
加太淡嶋温泉 あぶりの湯 ペンションふじや:加太あぶり川の河口から湧き出る天然温泉は体をじんわり温めてくれます。手足を伸ばし、ゆったりつかれば疲れた心も体もリフレッシュ。貸切風呂サービスも◎