旧五十嵐家住宅

約300年前の南会津地方の本百姓の家屋

桁行8間半、梁間3間半、床面積117.19平方メートル。
長方形の平面形態の、江戸時代中期、会津平坦部の中堅層農家の家構えであり、梁束に享保14年の墨書が発見されました。

土台がなく、丸石の上に直接柱が立てられています。
また「おめぇ」とよばれる「なかのま」は土間に直接わらやムシロをひいた土座であり、どの部屋にも天井がないなど、古い様式が残っており、当時の庶民の生活をうかがい知ることができます。

福島県南会津郡只見町大字叶津字居平437
車:東北自動車道西那須野塩原ICから車で約2時間30分、磐越自動車道会津坂下ICから約1時間30分   
電車:JR只見線只見駅からバス約10分

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会社をボイコットして小さな車でひとり、日本一周の旅をしました。 温泉が大好きで秘湯や混浴、鄙び宿を中心にひとり温泉旅行に出かけています。海外よりも国内旅行が好きですが、韓国やベトナムには毎年数回行っています。(韓国がグルメと美容目的、ベトナムは普通に好きなだけ)基本的に一人旅をしますが、たまに愛犬の福ちゃんや連れとも出かけます。2025年冬に古民家を購入して自力でDIYで古民家改修。神戸と田舎の2拠点移住、畑仕事や地域行事に勤しみます。