北薩摩 穴場観光&おすすめ宿
北薩摩の穴場・面白観光スポット|インスタ映えスポット&ドライブコース
阿久根市・出水市・薩摩川内市・さつま町・長島町など北薩エリアの観光情報まとめ。北薩摩の観光モデルコース、おしゃれなデートコース、子供と楽しめるスポット、パワースポット情報も盛りだくさんでご紹介中です。家族旅行や一人旅にもおすすめのインスタ映え満載の情報を掲載中!北薩摩について
鹿児島県の北西を北薩摩エリアと呼びます。出水(いずみ)市、阿久根(あくね)市、薩摩川内(さつませんだい)市などがこのエリアになります。
鹿児島の奥座敷と呼ばれるエリアで、海は東シナ海に面しており、ツルの越冬地や竹林でも有名です。
ツルといえば北国のイメージがありますが、越冬地として出水市まで飛来します。出水市は熊本県に接したところで旧暦の8月1日の深夜に不知火(しらぬい)と呼ばれる現象があることで、不知火海とも呼ばれる八代海(やつしろかい)に面しています。
ツルが飛来するのは出水平野の水田地帯で、例年10月から翌年の3月ごろまで1万羽のツルがバイカル湖やアムール川方面から越冬するといわれており、飛来地域の245.3ヘクタールがが国の特別天然記念物に指定されています。
現地には鹿児島旅行おすすめ観光としてツルの様子が一望できる展望所があります。 出水市は薩摩藩の北に位置するために、出水麓(いずみふもと)と呼ばれる丸石を積んだ石垣と垣根で構成されている武家屋敷群があります。ここは薩摩藩の防衛拠点としての役割がありました。
出水市の南に面した阿久根市は、天草諸島の最南で、唯一鹿児島県に入っている長島と陸続きです。間には万葉集にも登場する難所・黒之瀬戸(くろのせと)があります。
この瀬戸をまたぐように両者は黒之瀬戸大橋で結ばれています。長島はいくつもの島で構成された列島で、阿久根市と陸続きになっている長島本島をはじめ伊唐島(いからじま)や諸浦島(しょうらじま)、化石パークのある沖合の獅子島に至るまですべて鹿児島県です。
阿久根はもともと「英袮」という字でしたが、室町時代の1451年に島津薩州家初代の島津用久(しまづもちふさ)が現在の字にしたと伝わっています。阿久根の東シナ海に面した海岸沿いには母子の形に似ていることからさまざまな伝承が残る人形岩と名付けられた奇岩や牛之浜景勝地があり、夕日が美しいスポットとして有名です。
また阿久根市内にはかつて京都・大阪方面から鹿児島まで走っていた「寝台特急なは」の車両を使った宿泊施設などがあります。
また8年おきの旧暦7月28日に開催される神舞(かんめ)は、300年続く神楽の一種で、鹿児島県指定無形文化財。
こちらも鹿児島旅行にはおすすめ観光となります。
薩摩川内市にはラムサール条約に登録された火山湖、藺牟田池(いむたいけ)があり、大正時代まではイグサの産地として知られていました。市内の内陸部にはいくつもの滝があり、その中でも長野滝(ながののたき)は2018年の大河ドラマ「西郷どん」のロケ地としても名が知れています。 内陸にあるさつま町は町としては鹿児島県で最も人口が多く、複数の温泉と1987年に廃止された旧国鉄宮之城線に関する記念館があるので、鉄道ファンが目の離せないスポットです。