専用温泉付き離れ形式の素泊まり旅館。全15室の客室は洋室または和洋室タイプ。2〜4名様和洋室、2階建て和洋室、ダブルベットのツイン洋室、2間の和洋室など、スタイルにあわせた離れ形式のお部屋。それぞれに専用の温泉付きです。日本の伝統色を冠した部屋の名前となっております。
大分県別府市鉄輪上6組
癒しの宿 彩葉 宿泊記口コミブログ
旅館の前に駐車場があり、一枚板に「癒しの宿 彩葉」と掘られた和風作りの門があり、一歩入ると左側に河童がお出迎えの石造りの滝、右側にフロント入り口がありました。
ちょうど海外からのお客様がチェックインの手続きをされ待っていらして、雨の日ではありましたが皆さんニコニコとご挨拶してくださり、私たちも勝手に同志のような気分になりご挨拶しました。
古民家風の引戸式入り口からチェックインの受付へ。若い男性スタッフの方がにこやかに出迎えてくださいました。
前払いで料金をお支払いし、お釣りを頂いたのですが千円多く戻ってきたため、その旨を伝えると目をまんまるにして、フロント裏へ行き慌てて戻って来て、失礼いたしましたと照れ笑いを浮かべながら千円を両手で受け取る姿に、あってはならないことだとしても、人間味を感じほっこり暖かな気分になりました。
お部屋に案内して頂く際、冷酒を持ち込んだので小さなコップがないか尋ねたところ、フロント裏から女性が出てこられ、小さなグラス2個とおつまみにどうぞとフロント入り口に売られていた椎茸味噌を小皿に入れて渡してくださいました。コップをお願いした上におつまみまで添えてくださる心遣いにとても嬉しくなり、その時点でもうすでに100点満点でした。
フロント横に囲炉裏がありそこにビールサーバーと小さな冷蔵庫に飲み物が入っていて、ビールは無料飲み放題だと説明がありました。なんて素晴らしいサービス!と即20点加算されました。コロナ禍ということもありその場で楽しむことは出来きず、部屋へ持って行って良いとのこと。そんな手間はおしみませんからご安心をなどと言いながら、離れになっている部屋へ案内されました。
少し歩く程度でしたが、その道中、右下にセブンイレブンがすぐ見えて旅館から階段で降りたらすぐ行けますよと驚きのときめきポイントまであり、ご案内編は終始喜びと嬉しさで満たされました。部屋はそれぞれ独立した別棟で私たちは端にある二階建ての部屋でした。扉を開けると真っ直ぐな板の廊下と2階に真っ直ぐ伸びた木の階段。
引戸を開け1階の部屋は、入ってすぐ目の前は板の間に大きな洗面台、そしてお目当ての半露天風呂!想像よりとても広くて大人2人が並んで寝そべれる程の広さ。ワクワクがとまりません。洗面台の横は畳のお茶の間、冷蔵庫やテレビ、布団の収納棚、トイレもありました。
洋服をかける開けるタイプの収納棚を見るとタオル類はもちろん、着心地が良さそうな袈裟風室内着、足袋までありました!着替えも嬉しさが爆発です!テンション上がりっぱなしで2階へ。ふわっふわのダブルベッドが2つと大きな化粧台、縦2m横4m程の窓を開ける湯けむりがもわもわ出ている別府の街が見え、洋風なテーブルとイスが置かれたベランダでした。「ありがとう別府」「ありかわとう彩葉さん」そう言わずにはいられない感動の連続と景色。夕食は選択制で私たちは御弁当を頼みました。
お寿司とお鍋と大分別府の特産や郷土料理がふんだんに飾れた御弁当。見た目も味も量も満足度は150点!冷酒を頂きながら幸せに感謝です。次のお楽しみは温泉!湯船は、立つとふとももくらいまであり思ったより深く、全身があたたかさに包まれ幸せの絶頂でした。
雨の音と湯けむりが空へ流れていく情景を見ながら本当に感謝です。温泉は夕方と夜と朝と3回入りました。ふわふわベットでぐっすり眠れ最高に素敵な「癒しの宿 彩葉」でした。また行きます!