いわきの空に映える白亜の館。 名産地特産の海の幸、山の幸を取揃えた自慢の豊富なお料理。

いわき湯本温泉ホテル美里 宿泊記

シルバーウィークに１泊で利用しました。
まず国宝の白水阿弥陀堂を見てからタクシーでホテルに向かい、荷物を置いて湯本温泉付近を散策しました。
直接ホテルに来る方は湯本駅から近いので歩いて行けて便利な立地だと思います。
ホテルのロビーは伝統ある感じで、お部屋は広くて素敵でした。

お部屋にスタッフの人が書いたと思われる「美里瓦版」なるものがあり、湯元温泉の歴史や名物が細かく紹介されていてとても面白く読み、愛を感じました。
その瓦版やロビーにある街歩きマップを参考にして散策に出ました。
湯元温泉付近は童謡の記念碑がいくつもあるのでそれを見て回り、近くのお饅頭屋さんに寄りました。
また、古民家を改装したカフェがあり素敵でした。公衆浴場や足湯もあり、湯めぐりにとてもいいと思います。

散策を終えて宿に戻り、夕飯の前に一度お風呂に入りました。
お風呂は1階にあり、露天風呂が6階にあります。
露天風呂には体を洗うスペースが無いので、先に普通のお風呂に入り移動することになります。
１階のお風呂は十分な広さで、私が入ったときは貸し切り状態だったのでとてもゆっくり楽しめました。
硫黄の匂いが強い泉質だと思います。

お風呂を上って少し休んでから夕食を食べました。夕食はいくつか畳のお部屋があり、係の方が案内してくれます。
季節の御膳でしたが、前菜やお刺身もとてもおいしく、特に美味しかったのは福島牛の塩こうじだれしゃぶしゃぶです。
麹風味のしゃぶしゃぶは初めてでしたが、とてもおいしかったです。
また、いわきの地酒などもあり、嬉しかったです。
後半に出てくるご飯などを合わせてもちょうどいい量でした。

よく温泉旅館のご飯でおなか一杯になったころにご飯等が出てきて食べきれないということがあると思いますが、それが無いのが個人的にとてもうれしかったです。
夕食を終えて部屋に戻るとお布団が敷いてありました。ただ、机等をよけるときにゴミ箱が一番奥の手の届かないところに追いやられていて不便だったので、そのあたりの客の利便性をもう少し考えてほしいと思います。

少し休んでからまたお風呂に行き、今度は露天風呂にも行きました。
残念なことに雨が降ってきて、屋根が無かったためすぐあがりましたが、いい露天風呂でした。
天気が悪い時のためにひさしなどのある部分がほしいかなと思いました。
お布団はとても気持ちよく、ゆっくり眠ることができました。

朝食は夕食とおなじお部屋で、温泉卵やお刺身がおいしかったです。
売店にはいわき付近でとれる魚「常磐もの」の干物などが売っていてお土産によかったです。
また、ロビーにはゆっくり座れるソファーと、立派なコーヒーマシン、紅茶や緑茶が置いてあり、チェックアウト前後にゆっくりすることができとてもよかったです。
帰りはまた少し散策をしながら湯本駅まで歩きました。
とてもいい温泉旅館だったと思います。湯本温泉に行く際は、また利用したいと思います。