早池峰神社は、大同2年、藤原鎌足の子孫、兵部卿成房が早池峰山頂に祠を建立したのが始まりといわれます。
藩政時代には南部利直公の庇護のもと社殿が建立されました。
現存する本殿は内陣柱を中心とした軸組や、軒回りの彫刻・装飾などに慶長期の堅実な手法が残されており、県の有形文化財に指定されています。
早池峰神社の座敷わらし伝説
早池峰神社は、座敷わらしの伝説があることでも有名です。早池峰神社には座敷わらしにまつわるこんなエピソードがあります。
以前、早池峰神社を参拝した方が座敷わらしに気に入られ、なんと座敷わらしが自宅までついてきて待ったんだとか!
なぜついてきたとわかったのかは不思議ですが、そういった第6感のようなものを持っている特別な人だったのかもしれません。
だからこそ座敷わらしも気に入ってしまったのかもしれませんね。
自宅に座敷わらしがいるその方は、営んでいる事業がみるみるうちに成功したんだそうです。
そのご利益のお礼参りで多額の寄付をしたという噂が話題になりました。
境内には大きなご神木があり、そこに座敷わらしが集まると言われています。
早池峰神社のご祭神は瀬織津姫
瀬織津姫は、龍神や弁財天と同一ではないかと言われている神様ですが、実のところ謎が多く神様の中でももっともミステリアスな姫君と言われています。
瀬織津姫は、少し前にヒットした『君の名は。』のモチーフとも考えられています。
瀬織津姫は、神道の祭祀で唱えられる大祓詞に登場する神様で、姫は川に坐す水の神で、すべての罪を海にながしてくれる神様と書かれています。
しかしながら古事記や日本書紀には一切登場せず、どんな神様なのか具体的な詳細は不明。
早池峰神社 瀬織津姫のご利益は?
全ての罪を流してくれる神様ですので、ご利益としては、開運・勝負運・仕事運・必勝祈願・合格祈願といったものになります。
なんとなく不運が続く、すっきりしない、浄化されたい・・・そんな方にオススメの神様です。
新花巻駅より車で50分
※夏季に期間限定で土日祝日シャトルバス運行あり