釜石鉱山跡は日本最大の鉄鉱山で、選鉱場跡は、壮大な産業遺跡であり、巨大なオブジェのようでもあります。
釜石鉱山は、安政4年に鉄鉱石の製錬に成功し、近代製鉄の礎といわれました。
明治期に官営となったものの操業不振で民間に払い下げ。
1950年代から銅も採掘され、最盛期には3000人以上が働いていました。
旧事務所に〝昭和の事務室〟が再現されており、当時の机や事務用品などがレトロな雰囲気を漂わせています。
巨大な鉱山施設を公道上から見ることができ、鉄鉱石・銅鉱石を処理するため2つの選鉱場が並んでいる景色を見ることができます。
現在は、坑道より湧き出るミネラル水「仙人水」の販売を行っている。
岩手県釜石市大平町3-12-7
JR東日本釜石駅よりバスで7分観音入口下車(徒歩3分)
開館時間=午前9時~午後5時(入館は午後4時まで)