昭和8年の三陸大津波により大被害を受けた旧唐丹村の復興への願いと、同年の現天皇陛下のご生誕の祝福を兼ねて、昭和9年春、唐丹地区に2800本の桜が植えられました。
一番の見所が本郷の桜並木で、3年に一度の天照御祖神社祭典では、桜の下を大名行列が練り歩きます。
3年に一度、4月下旬(次回開催は2024年の予定)に、唐丹町常龍山鎮座天照御祖神社の式年大祭神輿渡卸式、通称「さくら祭」が開催され、大名行列が再現されます。
また、桜並木を抜けた海側には、明治・昭和・平成の津波記念碑が並んで建てられている場所があります。
岩手県釜石市唐丹町大曽根57-53