2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

おのころ島

※訪問当時は絵島に立ち入ることができましたが、島全体の風化が進んでいて2018年から立ち入りが禁止されています。

目次

淡路島の絵島はパワースポットだってばよ!

旅した日:2016年12月中旬

岩屋漁港にある「絵島」は、別名「おのころ島」と呼ばれています。

大奥で出てくる「絵島生島事件」とは全く関係ないです。

絵島生島事件は、大奥御年寄の絵島さんが歌舞伎役者の生島新五郎らを相手に遊興に及んだことが引き金となり、関係者1400名が処罰された綱紀粛正事件のことで、大奥最大のスキャンダルといわれてますね。

一瞬あるのかなぁ?と思ったけど、ないみたいです。はい。

古事記や日本書紀の国生みの神話に登場する「おのころ島」は伊弉諾尊と伊弉冉尊が「天の沼矛」(ぬぼこ)で青海原をかきまわして、その矛先からしたたり落ちて固まってできたということで、この「おのころ島」が日本の最初の国土なんだって。

絵島、「島」というか巨大な岩みたい。

一番上の方に白い鳥居が見えます。

絵島に上陸してみました。

岩肌が滑らかでつるつる、綺麗に縞模様になっていて、なんかサイケデリックな場所や。

この縞模様、褐鉄鉱沈殿砂岩層(約二千万年前の砂岩層)なんだそうで、二千年前の岩の上に立っているなんてなんかすごくない?

赤石海峡大橋も見渡せるわりと絶景的なスポットでもあります。

島の頂上には鳥居。気になる。

これは、平清盛が大輪田の泊を修築した際に、人柱にされようとした人たちを助け、自らが人柱になった松王丸を祀ったといわれる石塔だそうです。

人柱っていうのは、難工事完成を祈って神にいけにえとして生きた人を水や土に沈めることだそうで、物騒だな、平清盛。

大阪からやってきたという若者たちが登ろうとしてたけど、険しすぎて断念していました。

足元がかなり危ない感じだし、滑りやすそうだったし、たぶん登っちゃいけない感じなので真似するのはやめましょう。

それにしてもほんとに不思議な模様・・・木星っぽいな~とか宇宙的なものを連想させるフォルムとカラー。

絵島からちょっと離れた岩屋県民サンビーチのそばにも、絵島っぽい岩がありました(笑)

大和島という名前があるそうで、県指定の郷土記念物になっているようですが、絵島とかなり扱いが違う感じ(笑)

昔は海水浴のお客さんで賑わっていたであろうホテルの廃墟。

今は野良猫が住み着いていました。

柿本人麻呂の歌碑もゴミまみれで物悲しい感じです。

明石の高台に居を構えた柿本人麻呂が、朝夕この島を眺めるのを楽しみにしていたとも言われています。

岩屋港から眺める明石海峡大橋!

岩屋港の向かいの岩屋城跡がある城山の崖下の洞窟に祀られた神社「岩樟神社」にも立ち寄ってみました。「いわくすじんじゃ」と読みます。

洞窟には、古の祭壇の跡があって、わたし的には絵島よりもこっちの神社の方が何か感じたような・・ちょっと怖いというか。霊感は全然ないです(笑)

ちょうどお昼時だったので、ランチを食べる場所を物色。

こちらは岩屋の高速船乗り場の2階にある「お食事処 浜ちどり」

生シラス丼とか穴子天ぬーどるなんかが有名みたい。

6月頃にはハモ天ぬーどるもあるらしい。

時期によってはランチ時は大行列のお店らしいんですが、わたしが行ったときは冬シーズンだったのでかなり空いてました~。

こう見えても、ジャンル的には中華料理屋さんらしい。

高速船乗り場の中には市場っぽい場所もありました。

結局、ランチに選んだのがこちらの「源平」さん。

岩屋フェリー乗り場の目の前にあるお店です。

ベースはお寿司屋さんのようで、カウンターの目の前が明石海峡大橋という超絶ロケーションでした。

残念ながらカウンター席は満席だったので、テーブル席へ。

鯛しゃぶをいただきました。

ぷりぷりで美味しい。

こちらは煮付け。

芸能人のサインもいっぱいありました。

竹田さん、サインがうますぎる。

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