奈良の静かな空気を感じる場所、東大寺二月堂は、心を落ち着かせる特別な場所です。
その名は、旧暦の2月に行われる修二会(しゅにえ)に由来しており、創始者は実忠とされています。
この荘厳なお堂は、1667年の火事で焼失した後、2年後の1669年に再建され、今に至るまで大切にされています。
本尊の十一面観音には、東大寺の僧侶たちが全ての人々の罪を悔い改め、国家の安泰と人々の豊かな暮らしを祈る法要が捧げられています。
特に有名なのは「お水取り」という行事で、修二会の別名としても知られており、毎年多くの参拝者で賑わいます!
大仏殿の東方に位置し、大きな建築物としての存在感を放つ二月堂は、礼堂や内陣、外陣などから構成され、訪れる人々に奈良時代から続く仏教の教えと美の精神を今に伝えています。
東大寺二月堂は、その美しい建築と共に、日本の伝統と歴史を感じさせる場であり、ゆったりとした時間を過ごすにはぴったりの場所です。
静かな環境の中で、心を落ち着け、精神性を高める体験ができることでしょう。
東大寺二月堂の秘密?
東大寺二月堂には、知る人ぞ知る「裏参道」という特別な道があります。
奈良の地元の人にはお馴染みのこの道は、訪れる人にとって新たな発見となることでしょう。
石畳と土塀に囲まれた、穏やかな階段をゆっくりと上りながら、二月堂へと近づいていく様子は、まるで時を遡る旅のようです。
訪れる季節や時間によって変わるその道の風情は、写真やスケッチを愛する人々にとっての宝物です。
春には枝垂れ桜が咲き誇り、訪れる人を春の訪れとともに迎え入れます。
観光客の少ない裏参道で、静かに桜を楽しむことができるのです!
そして夏には「猿すべり」と呼ばれる百日紅が小路に彩りを添え、裏参道を歩く人々に季節の移ろいを感じさせます。
舞台周囲は自由・無料