日本一周16日目
温泉もご飯も趣あるお部屋も宿泊費も!女将のメイちゃんも!大満足だった北海道の推し宿、知内温泉さんを出発して日本一周16日目です。
トンネルメモリアルパーク
知内温泉から松前方面へ向かう途中に『トンネルメモリアルパーク』があったので立ち寄ってみました。
青函トンネルの工事で使用された機材が展示してある小さな公園です。観光客は全然おらず静かな場所でたんぽぽが一面に咲いているし高台になるので海風が気持ちいので、レジャーシート広げてピクニックしたい!1時間ほどベンチに寝転がって読書して過ごしました。(日本一周中に読みたい本3冊持ってきたけど今まで全然読めていなかったので…)
特別なにかがある場所ではないけどなんか、いいな。旅の途中のポーズボタンを押すスポットみたいな。
白神岬(からちょっと過ぎたとこ)
北海道最南端の石碑がある白神岬に寄って写真撮りたいなぁと車を運転していたらあーーっと言う間に通り過ぎてしまいちょっと過ぎたところにある休憩所で停車。白神岬、駐車場というかちょっと広い路肩といった感じでめっちゃわかりにくく通り過ぎちゃった(笑)
松前城
小学生の頃にクラスメイトに松前くんって子がいて、その子が俺は松前城主の末裔なんだぞ!って言っていたことを思い出したので立ち寄ってみた松前城。松前くん、中学の頃に転校していなくなっちゃったけど元気にしてるかな。
アイヌと本州の交易の窓口だった松前、お城が意外とこじんまりとしているのが意外でした。
松前城の大きな特徴は、海側からの攻撃に備えている点。 城壁の多くが鈍角に曲げられており、様々な方向から攻撃が仕掛けられるようになっていました。
海に向かって建っているお城が珍しいなと。ウミネコとお城の組み合わせが珍しくてのんびりしていてなんかいい。
松前温泉
松前温泉休養センターに立ち寄り湯。国道から外れた場所にある温泉で外観の瓦屋根の建物が渋い。大きな浴槽の存在感よ…浴槽ひとつドンっあるタイプの温泉です。塩気の強い保温性の高い温泉で芯まであったまるお湯。松前藩の家紋を眺めながら松前くんを思い出しつつ浸かる…何十年前の出来事なのに子供の頃の記憶って覚えてるもんやなぁ。
リエネウインドファーム松前
松前から江差方面へ車を走らせていると風力発電の大きな風車がいっぱい!北海道松前町において「風」は町の象徴なんだそうです。知らんかった~!松前漬けが町の象徴だと思っていたので、興味深くて立ち寄ってみた施設です。大きな風車を間近で見られました。風車の下にはキレイにお手入れされた庭園が広がっています。青々としたコキアがたくさん植えられていました。
道の駅 上ノ国もんじゅ
松前から江差までの国道228号線、めちゃくちゃ辛かった…左手には海、右手には風車。同じような景色を眺めながらの運転、眠気との戦いでした。そんな眠いロードの救世主がこの道の駅でした。北海道ウォーカーの絶景感動部門で金賞を受賞したという絶景道の駅。
道の駅もんじゅの裏手、風の門のモニュメントのあたりから海に降りていく階段があり、その先が神の道となっています。階段がかなり辛そうだったので行ってません(笑)
道の駅には活きてる鮑が売ってました!BBQで食べたら美味しそう…キャンピングカーとかこういう食材を買って調理して食べたら楽しそうね。
レトロパッケージがオシャレな函館五勝手屋羊羹も売ってました。函館からかなり運転してきた気がするけど、このあたりはまだ函館射程圏内なんだなぁと。この羊羹も水曜どうでしょうでちらりと出演してましたね。(←超好きなんです、どうでしょう)
湯ノ岱温泉
上ノ国の道の駅で近くに日帰り温泉があるという情報をゲットしたので、立ち寄ってみた湯ノ岱温泉。道の駅から25分くらい。もっと近くに花沢温泉っていうところもあったんですが、湯ノ岱温泉には野湯もあるらしい・・・っていうことでこちらへ。
※浴場は撮影禁止なのでWEBより拝借です。
3種類の温度(35℃、38℃、42℃)の浴槽とうたせ湯がある広い浴場。町外者でも¥350という安さ。鉄臭香る茶褐色のにごり湯で35℃が源泉かけ流しでした。塩素消毒循環濾過なしのお湯はオーバーフローで床が析出物のアート状態になっている良質泉♡
露天風呂はありませんが、三段階あるお湯の温度が交互浴にちょどええ・・・熱い湯に入って冷っこい湯に入ってとまったりゆったり入れる温泉です。SNSでも全然見かけたことがない温泉なので穴場なのかな??
湯ノ岱温泉河川敷の湯にも行ってみました。道路から丸見え、かなーり開放的な温泉で入るのに躊躇します。真っ昼間に行ったので入る勇気がなく、しかもアブが結構多くてやめちゃった。
お湯はかなりぬるめ、保養センターの源泉と同じ30℃くらいかな??シュワシュワとお湯が湧き出す新鮮湯で藻もほとんどなくてキレイな野湯でした。
ロケーションはこんな感じ(笑)川よりも道のほうが近いです。奥は温泉というよりも池って感じなので入るなら手前ですね。
江差
松前に続いて、昔の知り合い縁の地、江差。大学生の頃に入り浸っていた池袋のスナックのママさんの故郷なので北海道まわるなら寄ってみたいなと思っていた地です。ママさんはよく田舎でなぁ~んにもないところョー!って言ってたけど、めちゃくちゃいろいろある街でした。想像と全然違った!聞くと見るとではやっぱり大違いや~!
明治元年の箱館戦争の最中、暴風雪により北海道江差沖で座礁・沈没した旧幕府軍の軍艦・開陽丸。海の駅にはかもめ島が隣接しています。
スナックのママさん、体を悪くして故郷の江差に帰ったって聞いているのでもしかして会えるかな?とか思いつつドキドキ。会えるわけもないんですが過去と現在が交錯する気持ちが切なかったです。
江差 姥神大神宮
豊漁に湧いた江差の海を見守り続ける北海道最古の神社とされる「姥神大神宮」。ニシンの豊漁を言い当てた「折居伝説」に基づき、いまも海の神様として崇められている神社さん。
江差らしいニシンのおみくじ。
息を吹き込んで叩き割るとご利益があるという厄割玉。青い玉を割ってみました!神社の方に割り方お上手~って褒められました(笑
江差の街には歴史的な旧家の建物もたくさんあります。横山家は初代から数えること200年が経過。
現在の建物は今から約160年前に建てられた家屋で北海道の文化財指定を受けているそう。現在は見学できないようになっていて表から見学させてもらいました。
臼別温泉
臼別川支流の山奥にある秘境感あふれる温泉『湯とぴあ臼別』にも立ち寄り。この温泉はアイヌの時代から200年以上の歴史があるそう。
229号線舗装路から未舗装の砂利道ダートを3キロほど…途中すれ違い困難な細い道もあり運転に自信がないわたしははらはらしながら向かいました。
無人の温泉で清掃協力金 100円以上。駐車場は5~6台は停めれそうですが車は1台もありませんでした。周辺は森、かなり秘湯というか…秘境?
無人だしアクセスしにくい場所にある温泉ですが、脱衣所や浴場はめっちゃきれい!管理が行き届いてるのがすごい!
建物はログハウスっぽい造りで赤いのでちょっと神社っぽくもある。静かな深い森の中にあるので神聖な神社のようにも見えました。
こういう感じの温泉って混浴が多いんですが、ちゃんと男女別になっているのでありがたいっ!
今回、わたし一人で訪問したんですが、正直女性一人は危ないかも・・・ってちょっと思いました。変な人が隣の男湯に居たらと思うと後からちょっと怖いなと(女湯に変な人が居ても怖いけどさ・・・男の人も同じやと思うけど。)カップルや夫婦で来るのがいいかもな~。
手間が内風呂?(といってもガラスの衝立があるだけなのでほぼ露天)奥が露天風呂の造りになっています。たぶん雨のときは手前に入るといいよ!っていう造りなんだと思う。
目の前が崖!な本当に山奥の秘湯のような雰囲気の露天風呂。男湯と女湯の仕切りが完全ではないので、奥に行けばお隣の男湯へ入れちゃうちょっと変わった造りになっています。
お湯は少し熱めのナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。
見市温泉旅館
日本一周16日目にお世話になったのは北海道二海郡八雲町熊石にある見市温泉旅館さん。
国道から少し外れた沢に一軒だけ建っている温泉宿です。
ご家族経営のアットホームなお宿で名物は鮑料理っぽい(到着時間がわからず素泊まりにしちゃったので夕食不明)生け簀水槽にいっぱい鮑がいました!
お部屋は川を見下ろせる和室。wifiもばっちり窓からの景色もばっちりですが、テレビはBSしか映らない。女将さんは気さくな雰囲気の方でした。
館内は民宿っぽくもあり湯治宿っぽい雰囲気もあります。湯上がりにコーヒー飲みながら川のせせらぎを聞くのが心地よかった…
温泉は男女別の内湯と露天があります。戦前は、樺太の造材や鉱山関係者、戦後も北洋の漁船民の方で賑わった温泉なんだそう。
三百メートル上流の岩の間から湧き出る湯は60~70℃。毎分70リットル、湯口から注ぎ出るときはほぼ透明だけど湯に含まれる鉄分が酸化するため、浴槽の湯は赤茶色に濁っています。内湯は適温なんやけど、外の露天が源泉のままなので、なまら熱い!!
宿泊した日の天気が悪すぎて…荒れ狂う川、滝のように打たれる雨、修行のような露天風呂体験できた(笑)天気が良ければめちゃくちゃ気持ちいロケーションなんだろうなぁ。これはこれで良い思い出になるから、まぃいか!
川と温泉の色がほぼ一緒だったのが個人的クリーンヒットでした(笑)
舐めるとしょっぱくて湯上がりほっかほかの温まりの湯♡
日本一周16日目の行程
日本一周16日目は141Km・約4時間ほど運転しました!結構頑張った!