楽々園は、玄宮園とともに彦根藩4代藩主井伊直興により建立された彦根藩の二の丸御殿で、槻御殿と呼ばれていました。
現在は、建物部分を楽々園、庭園部分を玄宮園と呼び分けています。
井伊直興亡き後、倹約令などにより楽々園の建物は縮小気味に推移することが多かったと考えられますが、文化10年(1813)の11代藩主井伊直中の隠居に際して大規模な増改築が行なわれ、その後間もなく楽々園は最大規模に膨らみました。
その大きさは現在の建物のおよそ10倍もありました。
現存する「御書院」も、その際に新築されたもので、御書院に面して新たに「庭園」が築かれました。
現在、枯山水となっている庭園がそれですが、古絵図を見ると満々と水をたたえています。
※入場料は彦根城と共通で大人800円、小人200円
※鳳翔台の抹茶500円(9:00から16:00)
彦根市金亀町3-40
彦根駅徒歩15分
営業|8:30から17:00