石狩湾を見下ろす、平磯岬の高台に立つ銀鱗荘。小樽屈指の景勝地からは、どこまでも澄み渡る青い海と空、そして港町小樽の全景が見渡せます。石狩湾に囲まれた海抜60mの地、ここ平磯岬の高台に立つと、はてしなく広がる青い海と空、そして眼下には小樽湾、小樽中心街の全景が一望のもとに見わたせます。
鰊御殿・料亭湯宿 銀鱗荘は、その昔積丹半島のつけ根に栄えたニシンの千石漁場・余市に、大網元の屋敷として建造された漁場建築の代表といえるものです。その豪壮にして優美なたたずまいは、創建から140余年の歳月を経ていよいよ重厚さを加え、現在では北海道文化財100選のひとつに数えられています。伝来の外観や調度品のたぐいは極力原型保持につとめながら、最新設備を充実させ、よりいっそうの快適性・機能性を追求しました。日本海を見おろす裏庭に、雅趣ゆたかな露天の岩風呂を新設、「平磯温泉」の名で名実とともに小樽の新しい観光施設として再出発いたしました。
●湯冷め知らずの恵まれた泉質「平磯温泉」
敷地内に1300メートルの地底からこんこんと湧き出る豊かな自家源泉を有し、泉質に恵まれたそのお湯は、野趣に富んだ露天岩風呂、大浴場、そして部屋風呂へ注がれます。北の空、海、うしろに連なる山々、周囲のすべての自然をいただくお風呂からの眺めは、朝な夕なにさまざまな表情を映し、身も心も解き放たれます。