新日本海フェリーで舞鶴から小樽へ(1)
旅した日:2013年11月
今まで関西→九州のフェリーには何回か乗ってたんだけど、もうちょっと長いフェリー旅がしてみたいなぁって思って、北海道行きのフェリーに乗って人生ではじめての北海道に行ってみました。北の国から’13 秋。
小樽行きの新日本海フェリーは舞鶴か敦賀から出てます。
三宮神戸バスターミナルから舞鶴フェリーターミナルまで往復の路線バスが出ているので、今回を利用するために舞鶴→小樽フェリーにしました。ちなみに大阪なんばOCAT→舞鶴フェリーターミナルのバスも出てるらしい。こういうのがあるとかなり便利!ですがバスだけで2時間くらいかかります・・。
今回はツーリストSのお部屋です。半個室になっていて、テレビもついてます。
私が泊まった日は貸切でひとりだけでした・・こんなにベッドがあるのに一人だけだとちょっと怖い感じでした。
こんな船内。エントランス。あかしあです。
0:05分に舞鶴を出発して、翌日の20:45に小樽着なので約20時間ほどの船旅です。
数字だけ見ると、かなり長時間の長旅な感じですが、乗ってみると結構あっという間だったかも。
乗船して荷物置いたらもう深夜の1時過ぎ・・・食堂や売店なんかもやっていないので、とりあえず自動販売機で買った北海道限定の札幌クラシックを飲んで寝ようかな。
そしてビール飲んでぐーっと眠ったらもう朝になってました。
海の上の太陽はぎらぎらです。
秋空はすごく高くて風は肌寒くて気持ちが良かった。水平線がやっぱりすごいなぁ。
いろいろと青いです。
そしておもむろに船の朝ごはん。
自分の好きなものをチョイスしていく学食スタイルな感じです。
そしてまたおもむろに昼ごはんです。
特にやることもないので、昼からビールを飲んでしまいました・・・北海道名物のスープカレーにしました。
そして相棒は骨折中・・・。
そしてご飯を食べたり、昼寝をしたり、船内をぶらついてるうちに夜に夕暮れました。
ご飯食べたり、眠ったり、ごろごろしてるうちに20時間の船旅終了・・・。
小樽の街の灯りが見えてきました。長かったような、あっという間だったような、でもちょっと時差ぼけっぽい感じ。
今回、小樽でお世話になるお宿『北運河 かもめや』さん。
フェリーの到着が遅くなってしまったけれど、すごく快く迎えてくれてほんわかあったかいお宿。
ほんとうに落ち着く宿でもう一瞬で好きになっちゃいました。
きっと、このひとり旅部ログ読んでくださってる方ならこのお宿にはまってしまうこと間違いなしだと思います。ほんとにほんとに大好きです。
しかもここの女将さんの息子さんが中学校の時の同級生となんと同姓同名っていう不思議なご縁があって、いろいろと話しているうちになんとわたしが子供の頃に住んでいた家の超近所に、このお宿のご家族も住まわれていたことが判明して、更に不思議な縁でした・・。
たまぁにこういうことって起こるんですよね。
お宿のまわりも素敵な風景がいっぱい。
派手さはないけど些細なちょこっとした素敵な風景。
お宿の息子さんが毎朝、お散歩に連れてくモップ犬。(しかも他のおうちの犬という不思議な関係性です)
レトロな雰囲気のカフェとか
銀杏の木が素敵なシェアハウスとか
渋い建物とか
この素敵さ、年月重ねないと絶対に出ない。
そしてかもめやさんの裏手には廃線跡地があって
その廃線跡地には北海道犬たちが暮らしています。
この風景、小樽の名所にするべきだと勝手に思っちゃった。
おたる北運河かもめや
今回お世話になったお宿。めちゃくちゃ大好き。リピートしてます。
昔ながらの建物や倉庫群、情緒ある市街地やひっそりとした裏路地、にぎやかな運河通り。。。ノスタルジックで情緒あふれる街〝小樽〟。