白山神社は、市内で最も古い神社建築物として知られ、本殿は重要文化財に指定されています。
この神社は、毎月第1日曜日に朔日講の神楽を行うことで有名ですが、令和3年(2021年)現在は休止しています。
本殿は永享年間(1429年〜1441年)に造営されたとされ、向拝蟇股(こうはいかえるまた)や木鼻(きはな)など、室町時代の建築様式が見られる点が特徴です。
また、本殿前にある石灯籠は重要美術品にも指定されており、永享5年(1433年)の銘が刻まれています。
この石灯籠は、かつて廃寺となった法雲寺の境内にあったものを移したと伝えられており、白山神社の歴史的価値をさらに高めています。
京都府京田辺市宮津白山41
近鉄京都線「三山木」駅、またはJR学研都市線「JR三山木」駅から奈良交通バスで「宮ノ口」下車、徒歩10分
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