豊臣秀吉を祀る神社
豊臣秀吉を祀る豊国神社は、もともと阿弥陀ヶ峯の中腹に位置していましたが、豊臣家滅亡後に徳川幕府によって破却されました。
その後、明治13年(1880)に明治政府が秀吉の徳を称え、方広寺大仏殿跡に再興されました。
国宝として知られる唐門は、伏見城の城門を移築したものであり、唐破風がついた四脚門です。この門の欄間や扉の彫刻には、桃山時代の華麗な遺風が感じられます。
また、秀吉の馬印に因んだ珍しい千成瓢箪の絵馬も見ることができ、宝物館では秀吉ゆかりの品が展示されています。
豊臣秀吉公を祀る神社なので、ご利益は出世開運・良縁成就だとか。
近くには、秀吉公によって造営された方広寺大仏殿の南大門や太閤塀があります。さらに、三十三間堂もあり、その中には淀殿や父である浅井長政や浅井家を供養するために建立された養源院もあります。
京都府茶屋町530
京都市東山区大和大路正面
京都市東山区大和大路正面