日本一周の旅で立ち寄りした微温湯温泉 二階堂さんの入湯ブログです♡
微温湯温泉 二階堂
日本一周の旅で立ち寄りした微温湯温泉の一軒宿、二階堂さん。こちらも先に立ち寄りした小原温泉と同様に、眼の病に効く秘湯。到着したらすぐに猫ちゃんがお出迎えしてくれた!
日本一周の最初の方にぬる湯の栃尾又温泉に宿泊したんだけど、この暑い気温…そろそろぬるい湯に浸かってだらぁ~っと溶けたいなということで、こちらへ。本当は2泊ほど滞在できたらいいなと秘湯を守る会の予約サイトをチェックしていたんだけど、なかなか日程があわず日帰りでお世話になることに。
二階堂さん、住所的には福島市なんだけどなかなかにハードな山道を走らないとたどり着けない、THE秘湯温泉。すれ違い困難な狭い道、未舗装の道をドキドキしながら運転してやってきました。
吾妻小富士の東麓標高920mにある一軒宿。現在の建物は明治・大正・昭和にわたって建造され最も旧い棟は明治5年1872頃の建築なんだそう。木造2階建ての客室棟は、時間が止まったようなタイムスリップの感覚を味わえます。映画のセットみたいな風情にため息が出ちゃう。
浴場は男女別の内湯のみ。温泉へは渡り廊下を渡っていきます。なかなか横幅が狭い渡り廊下なので向こうから人が歩いてきたらしばし待機。
お手洗いみたいな雰囲気の浴場の入口(笑)
脱対所から階段を数段下ってお風呂へ。湯口のパイプからものすごい勢い&轟音と共にお湯が噴き出しています。浴場はまるで滝の修行場のような雰囲気(笑)
手前には源泉ドバドバ浴場、奥にもうひとつ小さめの浴槽があります。こちらは常時沸かしている循環白湯。源泉浴槽が33℃ほどなので入っていると寒くなってくるんですよね…そんな時にありがたい、沸かし湯。
沸かし湯は温泉ではないので、汲み出し、掛け湯は禁止です。
浴場に掲示されている大きな温泉分析表。本当にめちゃくちゃでかい(笑)読みやすくてイイ!源泉名はぬる湯、無色透明、無臭で弱酸味、収斂味。24時間後に黄白色に混濁。PH2.9の強酸性湯。
舐めると強烈な鉄の味、収斂味、酸っぱい!タオルに湯がつくと、酸っぱ鉄の強烈な匂いがずっととれないんよね。もちろん湯上がりの体臭も…!
源泉温度32℃のぬる湯、外気温35℃超の夏日にはほんまに天国や…1時間位浸かっていたんだけど、ずーっとうつらうつらと居眠りをしてしまった(笑)こっくりこっくり、手の皮がふやふやになってしまったけど、気持ち良すぎた~幸せな一時、温泉はやっぱりいいなぁ。