2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

北海道でっかいどー#3

北海道旅行ツアー

目次

知床旅行記③台風18号北海道に上陸の恐れ~網走監獄&北浜駅

旅した日:2017年9月

北海道でっかいどー!知床旅行記②の続きです。

3日目の朝、台風が北海道に直撃の模様。

今日、午後の飛行機で神戸に戻るんだが、果たして飛ぶのだろうか・・・・

ホテルをチェックアウトして外に出たらものすごい暴風雨・・・

でも地元の人に聞いたら、この辺は普段でも雨風が強いらしくて割と淡々としていました。

興奮してるのは観光客だけ・・というか私だけ!

神戸に戻る前に網走監獄を是非とも見学したい!っていうんで、網走方面へ車を走らせます。

途中に立ち寄った道の駅。

道の駅と鉄道駅が合体しているという全国的にも珍しいところ!

道の駅の中というか横?を通り抜けると、そこは駅。のどかな単線の駅です。

そして網走市内にある駅で面白い駅を発見!

日本で唯一ホームから流氷が見える駅、JR釧網線「北浜駅」です。

そして面白いのが流氷が見えるっていうことだけじゃなくて

駅舎が・・・

カオス。

旅人がここを訪れた証にと残していった名刺やメモがで壁一面埋まっちゃってます。

気迫というか怨念じゃないけど、いろんな人の人生が交錯している感が半端ないです(笑)

駅舎の一角には「軽食&喫茶 停車場」があり、ここも人気のスポットみたい。

冬場はこのお店でご飯食べながら、窓の外には流氷が・・っていう、なんとも素敵なヒトコマ。

高槻市民かな?笑

一枚一枚名刺やらメッセージを見ていると結構面白いです。

どんな人が張っていったのかなぁとか(笑)

そして駅舎の外には馬が待機中。みんなおとなしくていい子。

色々寄り道をしながらも目的の網走監獄に到着!

なんとなく、網走=刑務所っていうイメージがあるんだけど、なんでだろう・・・?

いつ刷り込まれたのか全く自覚ないけど、ほんと不思議で仕方ない。

博物館網走監獄

塀の中の暮らしを知る展示、監獄食や監獄土産など、監獄好きにはたまらないスポットです。

売店には監獄グッズが沢山売られていて、シュールというか面白い(笑)

ウケ狙いに良いなと思いました。

そして監獄ショップの店員さん、なんとも言えない表情が魅力です。

バイトリーダーの丸池五九朗さん。日サロに通ってるん?っていうくらい黒いです。

人口650余の小さな道東の漁村に網走監獄が出来たことで1200人もの労働力が生まれたことで、道東地方の開拓が進みました。

網走っていうと監獄っていう、どちらかというと悪いイメージを持ってしまいがちですが、実際はこの監獄に連れてこられた囚人たちの働きがなければ北海道の開拓は進まなかったんです。

こちらは監獄じゃなくて、監獄で働く職員の宿舎

明治45年に刑務所敷地内に建てられ、幾度もの補修を経て、昭和58年まで刑務官の住宅として使用されていたそうです。

妙に躍動感あふれるマネキンに早速心を奪われる・・・

受刑者が塀の外に出て、日帰りできない作業をする場合に寝泊まりで使用されていた仮小屋。

まくらが丸太だと首痛くなりそうやな

みんな眠っているのかと思いきや!!

こわい。

現代の網走刑務所の内部を見学できる資料館?的なところも。

大部屋だけど結構広いし綺麗。

このぐらい物がない方が生活がシンプルでいいのかもしれないな。

網走刑務所は最初「網走囚徒外役所」と呼ばれ中央道路開削工事のため明治23年1200人もの囚人が送り込まれました。

道無き道を進む囚人の旅は険しい地形と熊との戦いだったと言います。

道央とオホーツク沿岸を結ぶ道路の開削工事が、千人を超える囚人により昼夜兼行で強行されました。逃亡を防ぐため囚人は二人ずつ鉄の鎖でつながれながらの重労働でした。

死んだ囚人たちは、現場に埋葬され目印に鎖を墓標のそばに置いたと言い伝えられ、そこで誰言うともなしに囚人たちの墓を「鎖塚」と呼ぶようになったそうです。

今日の北海道の繁栄は尊い犠牲の上に成り立っているんですね。網走監獄に来てみて、北海道開拓についてちょっと勉強してみようかなと思いました。

木造平家建、中央見張所を中心に側面から後方に放射状に建つ五つの舎房からなる舎房及び中央見張所。

この建物の特徴は、少人数でも監視しやすいという利点があるそうです。

懲罰執行中の方。

めっちゃ反省している模様。

全然反省してない人(笑)

建物建築もすごく見ごたえがあるけれど、マネキンの表情をウォッチングするのも楽しいです。

若かりし頃の斎藤洋介をちょっと男前にした感じ?

この時代の監獄則では、6月から9月まで月5回入浴、他の月は1回入浴と定められていたそうです。しかも入浴時間は15分!

マネキンめっちゃリアルなのに、お風呂の水が板みたいなので出来ていて、はまっている感じにしか見えないのが面白かったです(笑)

重要文化財の煉瓦造り独居房。

この独居房には、窓がなく、扉は二重、しかも煉瓦の壁の厚さは、40cm以上。

規則違反者を窓の無い真っ暗な部屋に閉じこめ、食事を減らし、反省させるという厳しい罰則があり、この独居房も当時の規則に合わせて建てられたものらしい。

真っ暗といえば、台風の影響で停電しちゃった売店・・・。

これはこれで臨場感があっていいのかも(笑)

っていうか、飛行機飛ぶのかなぁ

と心配していたけど、駆け足で台風が通り過ぎたおかげで無事、神戸に帰れました!

空港に行く途中で立ち寄った 「メルヘンの丘めまんべつ」の豚丼。

町内で飼育されている国産豚「さくら201」のロース肉を使用しているそうで柔らかくて美味しかった~!

さらに飛行機の待ち時間で最後の北海道グルメ。

I LOVE SAPPORO CLASSICS♡

知床旅行記おわり

北こぶし知床ホテル&リゾート

ウトロ港に面し露天風呂付客室やラウンジテラス、最上階大浴場など好立地を活かしつつ洗練された快適な空間

北海道斜里郡斜里町ウトロ東172

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