昭和57年に、ゆかりの地、花巻市胡四王山に開館した宮沢賢治記念館。
多彩なジャンルに及ぶ宮沢賢治の世界との出会いの施設です。
スクリーン映像や関係資料を5分野に分類し、解説と作品に至る創作過程、最新の研究成果などを展示紹介しています。
イーハトーブの世界を感じ、宮沢賢治という「人」を深く知ることのできる施設です。
宮沢賢治記念館に行ってみました!
宮沢賢治のゆかりの地を巡る旅でお邪魔した「宮沢賢治記念館」
近隣施設には、童話村や宮沢賢治イーハトーブ館、童話の森、花巻市博物館があり歩いて巡ることが出来ます。(ちょっと距離はあるけど)
無料で童話村・イーハトーブ館・宮沢賢治記念館をまわるシャトルバスも運行していましたので、雨の中の見学でしたがめちゃくちゃ快適でした。
でも童話の森を歩きながらゆったりとまわるのもステキだと思います。
きっと庭園や花時計、森にすむ小鳥や虫たちの息吹を感じることが出来るはず!
宮沢賢治の作品は、銀河鉄道の夜とか注文の多い料理店、よだかの星あたりしか読んだことがなく(教科書に載ってるやつ)そんなに好きとか嫌いとかもなかったのですが、この記念館に来てみて宮沢賢治を知るほどになんだか好きかも・・・好きなのか?・・・好きだー!ってなりました(笑)
お坊ちゃまで、農学校の先生、農家、砕石工場技師・・・など遍歴を辿っているのですがその根底にあるのは、農民への想い。
ボンボンが理想を語って・・・と眉を顰める人もいるようですが、わたしはボンボンなのに理想を語れるってすごいなと思いました。
苦労したのは死ぬ前の半年ほどのようですが、自分以外の他社を想う姿勢とか現代に必要な思想なのかもしれないなと思いました。
宮沢賢治記念館
岩手県花巻市矢沢1-1-36
新花巻駅から車で5分、花巻駅から車で15分
開館時間=8:30〜17:00
入館料=大人350円、高大生250円、小中学生150円 ※宮沢賢治童話村、花巻市博物館、花巻新渡戸記念館との共通入館券もあり