笑い閻魔が名物のお寺
益子町の郊外に位置する獨鈷山。西明寺はその南斜面の中腹にあります。
益子の西明寺は本堂厨子、三重塔、楼門の国指定重要文化財をはじめ、弘法大師堂、鐘楼堂、そしてユニークな「笑い閻魔」で親しまれている閻魔堂があります。
真言宗豊山派に属し、本尊は十一面観音菩薩です。坂東巡礼第20番、下野第13番の札所でもあります。
益子という氏は「土佐日記」で知られる紀貫之の子孫で、紀一族が益子に移り住み、西明寺の地「権現平」に紀貫之を祀ったことから始まりました。紀貫之夫妻の像は現在、西明寺本堂の奥に安置されています。
栃木県芳賀郡益子町益子4469