東日本大震災津波伝承館
今回、温泉巡りがテーマの日本一周旅で温泉がほとんどない三陸を旅しようと思ったは、東日本大震災に遭った街を実際の目で見てみたいと思ったからです。東日本大震災は、2011年3月11日14時46分頃に発生。三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130km付近で、深さ約24kmを震源とする地震でした。
テレビやネットでしか知らない東日本大震災。雨が降る中、奇跡の一本松を見に行ってきました。津波で約7万本もの松がなぎ倒される中、唯一、荒波に耐えて真っすぐに立ち残ったのが「奇跡の一本松」。2kmに渡って密集していた松林は跡形もなくなり、たった一本の松が残るのみ。傍らには、かつてユースホステルだった建物が折れ曲がったまま佇み、震災・津波の爪痕を伝えています。
このユースホステルがあったから一本松はたった一本だけ残ったんだそう。この一本松も海水の影響で枯死、コンクリートとレプリカでモニュメントとして保存整備されています。ここに7万本もの松があったなんて信じられないくらい、周辺はなにもない。曇天にそびえる一本松は少し寂しそうでした。

東日本大震災津波伝承館も見学。道の駅に隣接した無料の伝承施設です。地震、津波、原発事故の被害を伝える実物資料や証言映像に加え、タッチパネル、模型などで東日本大震災の様子をリアルに伝えています。
津波の時の資料映像などを見たんですが、被災してないけど辛い…泣きそうになるのを堪えながら映像見てたけど、ほんまに戦争とかしてる場合じゃないよ!災害は防げないけど戦争は防げるもんって独りで勝手に憤慨してしまった…災害で誰も犠牲にならないような未来がくればいいのにな。
岩手県陸前高田市にある「東日本大震災津波伝承館(いわてTSUNAMIメモリアル)」は、2019年に開館した震災伝承施設です。被災地の現状や津波の脅威、防災の大切さを次世代に伝えるため、実際の被災映像や証言、展示物が多数並びます。隣接する奇跡の一本松モニュメントや震災遺構とともに、命の尊さや教訓を学ぶことができる場所として、多くの来訪者が訪れています。防災教育にも力を入れており、タッチパネルやシアターなどの参加型展示も充実しています。
所在地:岩手県陸前高田市気仙町字土手影180(道の駅高田松原に隣接)
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:年末年始(12/29〜1/3)
料金:無料
アクセス:BRT 陸前高田駅から徒歩約10分/三陸沿岸道路「高田IC」から車で約5分
URL:https://iwate-tsunami-memorial.jp/





