2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

滑川温泉 福島屋

日本一周9泊目でお世話になった山形県の秘湯!滑川温泉の入湯ブログです。

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滑川温泉 福島屋 宿泊ブログ

酷道の始まり…峠駅2.8Km、滑川温泉6Km、姥湯10Km。最初、姥湯を予約しようかと思ってたんですが、スイッチバックしなくちゃいけないほどの山道…っていう情報を見てやめました。運転に自信がないので。そして滑川温泉も大人しく送迎利用すればよかったな。

崖に落ちることもなく、無事に滑川温泉に到着…途中、姥湯か滑川温泉かの送迎車とすれ違いましたが、めちゃくちゃ怖かったです。

滑川温泉、山形県にあるのに福島屋。福島県近いから忖度的な?(笑)ガラリと扉を開けると非常に感じの良いお姉さんがお出迎えしてくださいました。館内やお風呂の説明を一通り受けてお部屋へ。こちらのお宿、湯治棟と旅館棟があるんですね。今回は旅館棟に宿泊しました。

旅館棟のお部屋

お部屋はシンプルな和室。部屋の窓からは『前川』の渓流が見えます。

部屋の目の前に滝があるので窓を開けると結構うるさめな滝の音が(笑)山奥な感じがするし、涼しげでいいんやけど、寝るときは流石に窓閉めて寝た(笑)

アメニティは浴衣、バスタオル、小さいタオル、歯ブラシなど一通り揃っています。電気ポットもありました。

お風呂の時間割

お部屋には各浴場の利用時間の表がありました。どれどれ~とじっくり見てみる。岩風呂は基本的に混浴ですが9:00~11:00、16:00~17:30は女性専用になります。翌日、早朝に宿を出発しようと思っていたので、朝の時間は無理やなぁ、ってことは夕方のチャンスを狙う!

混浴の檜風呂は21:30以降と~9:00mでは空いていれば貸切で利用可能。その他、混浴の大浴場、女性専用の内湯がひとつずつあります。結局入ったのは女性時間の岩風呂、女性専用の内湯だけでした。

お部屋は鍵なし。在室のときだけ内鍵を掛けれるシステムで湯治宿によくあるパターンです。スリッパを廊下で脱ぐスタイル。

女性専用内湯に入るどー!

混浴大浴場の手間に女性専用の内湯あり。女性専用の浴場も廊下にスリッパ脱ぐパターンなので、先客がいるかどうかわかるのがヨカッタ。

※浴場写真は撮影禁止なのでWEBより拝借です。

まあるい半円のかわいらしい浴槽。真ん中の湯口からお湯がとぷとぷと注がれています。洗い場は奥に簡易的なシャワーがひとつ。ほんまに湯に浸かるためのお宿なんだなぁって感じ。とにかく天井が高くて浴場の狭さを感じさせない造りになっています。湯は集めなんだけど、天井高いおかげなのか湯気もくもくみたいな感じではなかったのがイイ!

乳白色の濁り湯は自然のものを自然のままに、加水・加温・循環消毒は一切なしの源泉かけ流し。湯の雰囲気よりも硫黄の香りが強くなくて、湯ざわりも柔らかやさしい。ピリピリすることもなく湯上がりの肌もふわふわになります(朝起きたら肌がめっちゃいい感じになってる!)

女性専用時間に混浴岩風呂へ

女性専用時間に露天の岩風呂にも入ってみました。

やっぱり女性時間帯、宿泊中の女性がこの90分に集中しているんじゃないかってくらい(笑)

湯の中にも岩の上にも女体が(笑)でも大勢で入るお風呂ってなかなかイイものだなぁと。最終的に風呂に入ってるみんなで会話してました。みなさん、やはり秘湯好きな方が多いみたいで秘湯宿の情報交換会状態なのが面白かった!

露天だから内湯よりもぬるいのかな?と思いきや結構熱めで。浸かっては岩の上で湯冷まし。湯の感じは内湯のほうがいい気がします。露天は広いし、湯が酸化しやすい?

前川の流れを眺めながらぼーっとしてたらあっという間に1時間経っちゃう。女性専用時間終了の10分前にノロノロと湯を出て着替えていたら、フライングしたおじいちゃんがやってきてかなり気まずい(笑)フライングやめてー!

露天風呂の湯上がりあちーので散歩。日本滝100選の滑川大滝へと続く吊り橋の上で川をずーっと眺めてました(笑)滝まで行く勇気はありません。

檜露天風呂

この広さで混浴はきついよ!檜風呂。貸切フリータイムのタイミングを狙ったものの駄目やった…。平日だからフリー貸切でいけそうな気もしたけど、こんなことなら予約しておいたらよかったな。一組50分500円と安いし。

湯治客に人気な混浴内湯

石造りの混浴内風呂では湯治客にいちばん人気なんだそう。こちらも入ってないのでよくわからんちゃ。

夕食は部屋食

夕食は部屋の前で受取り、お部屋で食べます。お酒も注文可能。なるべく部屋にスタッフが立ち入らないようにというコンセプトのようで、食べ終わったら廊下に食器類を出しておけば片付けてくれます。この前泊まった栃尾又と同じスタイル!このスタイルいいんですよね~気を使わないし自由にできるし。

シンプル朝食

朝食も夕食と同じスタイル。シンプルなおかずにご飯!このくらいの量がちょうどいいよね。ってか米にあうおかずグランプリみたいなメニューやな(笑)

福島屋は秘湯らしいロケーションと湯治場の雰囲気がすばらすぃ。でも館内はきれいだしスタッフの方もホテルライクな接客で古い×新しい雰囲気を感じました。現代風の湯治宿なイメージかな?鉛温泉の藤三旅館の雰囲気に似てるなと思いました(古い×新しいスタイルが)

山形県米沢市大沢滑川15
車で国道13号より板谷経由
JR奥羽本線 峠駅
チェックイン14:00
チェックアウト11:00

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