北海道三大名橋のひとつ
釧路川の最下流部にかかるヨーロッパ風の橋「幣舞橋」は、札幌の豊平橋、旭川の旭橋と並んで北海道三大名橋の一つとされています。
黄昏時には夕日に染まる釧路港が美しく、夜は橋のライトアップと街の灯りが川面に映り、幻想的な風景が広がります。特に夏の霧に浮かぶ橋の影や街路灯の光は見事です。
現在の幣舞橋は昭和51年に完成した第5代目で、計画段階から市民がイメージ作りに参加しました。
橋の4隅にある親柱は市民の強い要望でそのまま残され、欄干の途中には市民の寄付金で制作された「春夏秋冬」を象徴するブロンズ像が配置されています。
これは日本初の橋上に彫刻を持つ橋として注目されました。
釧路市街地のシンボルである幣舞橋は、歩いて渡っても、眺めても楽しめる名所です。
北海道釧路市北大通
釧路ぬさまい橋殺人事件
釧路ぬさまい橋殺人事件の舞台にもなった!
釧路で水産会社を経営している畑中博人が刺殺された。畑中家の莫大な遺産を残しての死だった。
捜査に乗り出した警察は、一人娘の穂奈美をめぐる相続問題に着目。
動機の点から、彼女の恋人の辺見に容疑を向ける。
一方、恋人の窮地を知った穂奈美は、知人を介し警察庁広域捜査官の宮之原警部に捜査を依頼。
だが、事件の背後には、“家”に隠された愛憎が渦巻いていた…。