皆瀬川の急流が長年にわたり両岸を深く浸食してできた小安峡谷。岩づたいの階段を降りると、その先には遊歩道が続いています。
「シューッ、シューッ。」大地の息吹を感じさせるように98℃の熱湯と蒸気が激しく噴出しているここが、小安峡一の名所、「大噴湯」です。
春は新緑、秋は紅葉。そして冬は峡谷に下がる大きなつらら「しがっこ」を楽しむことができます。
江戸時代の紀行家、菅江真澄もこの地を訪れ、高松日記に「雷神のひびきのようなすごい音がして水がはじけるように湯が噴き出していた」と記しています。
秋田県湯沢市皆瀬新処
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