湯田中温泉と地獄谷野猿公苑でスノーモンキー観察。
旅した日:2014年11月下旬
寒くなってきたのでそろそろ温泉が恋しい季節やわぁーということで、わたしの中で温泉といえば!な湯田中・渋温泉に行ってきました。
長野県って関西方面からは結構行きにくいので、いつもは夜行バスか車で行ってます。
行きにくいけど今回は電車にしてみました。
関西方面からは、一旦名古屋に出て、それから長野へ向かいます。
約6時間ほど・・・海外レベルやな(笑)
名古屋からワイドビューしなの(長野行)でやっとこさ、長野駅に到着!
湯田中温泉へは長野からさらに1時間ほど電車に乗ります。
やっと到着しました。
東京方面からだと結構行きやすいのになー。
湯田中駅にある日帰り入浴施設「楓の湯」さすが温泉地、駅に入浴施設があるなんてワンダフル。
湯田中温泉街は昭和な雰囲気。
歓楽街温泉の雰囲気はあまり無いけど、スナックなどは数軒あってこじんまりとした雰囲気の温泉街です。
駅前の喫茶店も味があります。
今回お世話になった「翠泉荘すぎもと」さん。こういう宿好きです。
湯田中外湯のひとつ綿の湯の道向かいにあります。
湯田中温泉の外湯は地元の人と宿泊者しか入れないシステムになっています。
しかも湯田中大湯を除いて、泊った宿が所属する一部の外湯しか入れない・・・翠泉荘の場合はそれがこの目の前にある綿の湯。
お隣の渋温泉は渋温泉街の全部の外湯に入れるシステムだったので、湯田中もそうかと思ったら違うのでとてもがっかりです・・色々な外湯に入りたかったなー。
古いけど、こういう宿まじで好きです。
炊事用の設備もあるそうで、長期滞在のお客さんは自炊したりもするらしい。
こたつ!
お宿のご主人がずーっと玄関のストーブのとこに座っていてなんだかかわいらしかった(笑)
女将さんは気さくでめっちゃいい人で、なんか感じがいいご夫婦だな~ってほのぼのしました。
翌日は地獄谷野猿公苑へ。
朝ごはんを食べていたら女将さんが「今日はどこ行くの~?」と声をかけてくださり、「猿見に行こうかと思ってます」って言ったら、車で連れてってくれました。
一人で旅行してるとこういう親切が身に沁みちゃう。ありがたいことです。
野猿公苑の入り口まで車で送ってもらい、駐車場から1.6Kmほど歩いてスノーモンキーパークへ。
なんかところどころに道徳の授業っぽい看板があって、若干気になりつつも歩く。
人間社会もサル社会もいろいろあるんやねぇ。
とか意味不明な思考に陥りながら歩く。
世界で唯一、温泉に入るサルを見ることが出来るのが、この場所。
世界的にスノーモンキーが有名らしく、外国からのお客さんもいっぱいくるみたい。
観光客による餌付けは厳禁。
公苑のサル達は手なずけられているわけではなく、半野生状態
「サルを触らない」「サルからなるべく離れて観察する「サルの目をじっと見つめない」「サルになれなれしくしない」、「サルに話しかけない」、「自撮り棒を使わない」などのお約束事項が定められています。
「サルになれなれしくしない」、「サルに話しかけない」・・・ちょっと面白かったので「猿をナンパしない」って事項があってもスルーしちゃいそう(笑)
工事現場のおじちゃんみたいやな。
あーなんかその気持ちわかるわー笑
人間チックなサルたちを見てるとほんとに飽きないです。
というか、猿の世界いいな。
苑の係員さん。別にキレてるわけじゃありません(笑)
記念撮影のためにお猿を一生懸命カメラの方に向かせようとしてるところ。
お猿さん、不貞腐れ顔なう。
やっとカメラ目線くれたらしい。
一生懸命写真撮っている係員さん、素敵でした。
お猿が入っている露天風呂の周りはこの人だかり。
お猿から見たら人間はどんな感じに見えるんだろう?
間近でお猿さんの生態を観察できる施設です。
淡路島のモンキーパークもかなりの至近距離で観察できたので、ここだけです!とは言えないけど。
日本全国の猿苑を制覇したくなってきた今日この頃。
猿とは全然関係ないけど、休憩所みたいな場所に狂気じみた剥製がありました・・・笑
野猿公苑の駐車場周辺にはおしゃれなカフェがあったり
野猿公苑そばの上林温泉では立ち寄り湯ができる旅館も多いので、猿を見て温泉に入りたくなったら是非立ち寄ってください。
行きは宿の女将さんに車で送ってもらった道を帰りはぶらぶら散歩しながら歩いて帰りました。
渋温泉街にやってきました。
渋温泉街の端っこのほうにある信玄足湯で一休み。
渋温泉は、ノスタルジックな情緒あふれる石畳の温泉街。
源泉の本数はなんと37ヶ所にも及ぶそうです!
いずれの源泉も高温で、60 – 90°Cぐらい。
渋温泉に来ると毎回写真を撮ってしまう「金具屋」さん。
ジブリの千と千尋の神隠しの油屋のモデルになったともいわれています。(いろいろあるけど)
世界平和観音
重さ約22t、高さは約25mで現存する金属製の立像では東洋一の大きさと言われています。
湯田中渋温泉郷を後にして、長野市内へ戻ってきました。
長野に来たらとりあえず善光寺に行っておかねば!
遠くとも 一度は参れ 善光寺」と謳われ、“一生に一度お参りするだけで、極楽往生が叶う”といわれているありがたいお寺です。
たぶん10回以上は来てるから、超極楽往生できるんだろうか。
ダルマ製造の実演頒布やってました。
世界に一つだけのオリジナルダルマがつくれるそう!
白いダルマと黒いダルマお洒落やな~。
そんなこんなで湯田中一人旅おわり。
湯田中温泉 翠泉荘すぎもと
「翠泉荘すぎもと」は既に廃業していますが、跡地に新しい旅館「あさひ翠泉荘」が2018年4月に開業しているそうです。