湯の峰温泉つぼ湯が世界遺産の理由
和歌山県田辺市本宮町湯峯にある湯の峰温泉、つぼ湯。なぜ世界遺産なのでしょうか?
その理由は・・・2004年7月には紀伊山地の霊場と参詣道の構成資産の一部として世界遺産に登録されたから!温泉としては世界で唯一の世界遺産なんです。
「つぼ湯」は一日に七回も湯の色が変化するとの言い伝えがあり、入る度に色が違うという不思議な温泉なんですよ。
湯の峰温泉つぼ湯に入ってきたよ!
熊野詣の湯垢離場として世界遺産に登録された公衆浴場、湯の峰温泉 つぼ湯に行ってきました。
和歌山県田辺市にある湯の峰温泉は開湯約1800年、日本最古といわれる温泉です。
川辺に小さな小屋があり、湯船(川岸)の底から自然湧出する温泉に直接入浴します。
1グループ最大30分の交代制。土日は結構待ち時間を覚悟しないとだめかも・・わたしたちは90分待ちました。
湯の峰温泉公衆浴場前にある受付で料金を支払って番号札を貰います。
つぼ湯利用料は大人400円、こども200円(2021.3現在)
ちゃんとお風呂の近くで待っていないと順番を飛ばされちゃうので要注意!だそうです。
長い待ち時間を耐えていよいよつぼ湯へ!
中はめっちゃ狭いです。脱衣スペースはすのこの上。
板の外はすぐ温泉街なので、なんだか露出狂になった気分で恥ずかしような(笑
湯船もかなり狭い!
2人で入ったら結構ぎゅうぎゅうな感じ。
3人いけるかもだけど、かなりイモ洗い状態になりそう。
お湯の色はいい感じの白濁。
泉質は、美肌成分で知られる重曹と、保温効果に優れる食塩が少量含まれる硫黄泉。
温泉は結構あつくて、ちょっとだけ水でぬるめて入りました。足元から温泉湧いてくるので、たまに熱っ!ってなりました(笑
このつぼ湯は、日によっては7回湯の色が変化するといわれています。
肌あたりはものすごく柔らかくてやさしぃんですがすぐに体があったまって長湯できない感じでした。
あんまり水を入れすぎるのも後から入浴する方に申し訳ないので、熱さに耐えて入浴。じゅわぁ~っと。
つぼ湯を利用した人は、公衆浴場の薬湯か一般湯も利用できるそうなのですが、わたしたちが訪問したときは建て替え工事中で入れず残念。
2022年春頃まで利用できないそうです。