輪王寺大猷院(家光廟)

大猷院は徳川三代将軍「家光公」の廟所です。世界遺産にある境内で登録された22件の国宝・重要文化財が建ており315基の灯籠も印象的。祖父である「家康公」(東照宮)を凌いではならないという遺言により、金と黒を使用し重厚で落ち着いた造りになっています。入口の「仁王門」から「拝殿、本殿」までの道のりは、天上界に昇って行くような印象を受けます。日光東照宮に比べて規模が小さく華やかさは抑えられていますが、建物は本殿、相の間、拝殿が国宝となっているほか、壮麗な二天門、竜宮城を思わせる皇嘉門など見どころがたくさんあります。日光東照宮とは異なる趣となっており、目立たない部分に技巧が凝らされているのが特徴です。大猷院の建物は日光東照宮の方角を向き、見守るように建っており、家康への家光の敬愛が感じられます。
2022-04-14現在の情報です。料金・詳細情報は公式サイトで最新の情報をご確認ください。