日本一周で立ち寄った北温泉旅館の入湯ブログです。
北温泉旅館
本当は宿泊したかった北温泉旅館。どうやら一人宿泊の予約ができないようで日帰りでの訪問です。駐車場からは遊歩道のような小径を400メートルほど下ります。この400メートル、くだりは結構楽なんやけど、のぼりがきつかった…。温泉はいった後で体が温まっているので歩いているだけで汗拭きだして、駐車場についた頃にはもう一回お風呂入りたいー!ってなった(笑
通路から見えた温泉プール。テルマエ・ロマエででてきたやつかな?雨なので誰も入ってません。
玄関の雰囲気は山奥の秘湯!江戸末期創業(安政5年)当時からの建物で営業しており、風情漂う素敵な旅館です。正直旅館の立ち寄り湯ってちょっとビビっちゃうんです。宿にもよると思うんですが、めんどくさそうに対応されたり、凍えるほどの冷たい対応をされたり…みたいな印象があって(たぶんそういうハズレ宿にあたってきたのが多すぎて超苦手意識)だったら日帰り受け入れるなよ!ってクサクサしちゃいます。
北温泉さんは大丈夫でした(嬉)宿のご主人が対応してくださったんですが、クールながらも親切に色々教えて頂きありがたい。券売機で入湯券を購入して館内へ。営業時間は午前8:30から午後4:30、700円。内湯と露天風呂に入れますが今回は内湯だけ。
館内はダンジョンのような入り組んだ構造になっていてワクワクします。館内はまるで時が止まったかのような、異世界に迷い込んだような錯覚に陥ります。あぁやっぱり泊まりたかった…
女性内湯へ。SNSなんかでよく見かける鬼のお風呂は男性用の時間帯みたい。あぁやっぱり泊まってみたい。
鬼のお風呂は残念だけど、こちらのお風呂もめっちゃ素敵!目の湯は江戸初期から使われている湯だそうで北温泉の中でも一番高い位置にあるお風呂。
木でできた細長い浴槽、窓の外にはあの温泉プールが見えます。源泉かけ流しのお湯がとぷとぷと注がれています。浴槽の縁からは湯が溢れオーバーフロー状態。あぁ床に寝っ転がりたい。
お湯は鉄分多めの弱アルカリ単純泉。湯温は高めなので長湯が難しく、入っては出て入っては出てを繰り返し30分ほど。窓からは涼しい風も入ってきて気持ちがいいです。
看板猫ちゃんもいるらしいんですが、今回は会えず残念でした。次回は宿泊で来られたらいいなと思います。が・・・むむー!