モーレツ女子旅部 VLOG
旅した日:2023年11月
熊本県阿蘇郡小国町北里にある「奴留湯温泉共同浴場」に立ち寄り湯♨️
奴留湯と書いて ぬるゆ と読みます。
なんだか仰々しい由来がありそうな漢字…
ちなみに読み方の通りお湯はめちゃくちゃぬるいです!!
冬はかなり辛いぬるさ。
秋でも全然あったまらんし湯から出るのが辛かった…源泉温度は38度とのことですが、体感はそれより低い感じ。
お殿様の召使いだった奴(やっこ)さん達がお湯に浸かり疲れを癒したことから、奴を留める湯として「奴留湯」と名がついたそう。
ぬるくて長湯→湯から出られん!→やっこさん留まる…みたいな流れかも。ってくらいぬるい。
こちらの共同浴場は無人なので、入り口にある料金箱にお金を入れて浴場にイン。
大人200円という素敵な料金です。お釣りは出ないので小銭を忘れずに。
脱衣所、浴場ともにきれいでよくお手入れされているなぁと。地元愛され湯なんだなぁと。
浴場にはほのかな硫黄臭が香ります。透明なお湯が湯船に滔々と…じゃばじゃば溢れる源泉掛け流し。
湯船の足元は石が敷き詰められていて、お湯は石の下から出てきています。足元湧出で、たまにぷくぷくと気泡もあがってくる新鮮湯。
白い湯の花もたくさん舞っていて泉質はかなりいい!
すこしぬるぬる感も感じるしお肌に良さそう。
なにぶんお湯がぬるくてなかなかあがれない。
まんまと留められたやっこさん状態に陥りました(笑)
湯上がりはとにかく肌寒いし、ぬくまらーと思いきや、少し経った車中でなんだかぽかぽかするぞ?不思議な湯。
浴場の雰囲気がとにかく素敵。
季節的なのか時間的なものなのかはわからないんですが、日曜の昼間、1時間くらい湯に浸かっていたけど、終始独泉でした。
車もほとんど通らない小さな集落なのでものすごい静けさ。
お湯がきらきら光がゆらめいて、オーバーフローの湯の流れる音しかしない天国みたいな時間をすごせました。
温泉の建物の裏には、駐車場がありその横に小さな祠が祀られています。
裏手には清流が流れていて温泉の雰囲気、周辺の雰囲気含めてめちゃくちゃ好きな温泉。
あんまり有名にならないで欲しいなぁ…また近くに行ったら再訪したい湯です!