別府温泉保養ランド

旅した日：2023年11月

別府温泉　保養ランド

11月の大分温泉旅で一番最初にお世話になった別府温泉保養ランド。

別府駅から車で15分くらいかな？バスだと紺屋地獄バス停下車すぐの泥湯で有名な温泉です。

宿泊も日帰りもできますが、今回は日帰り利用させていただきました！

温泉好きなら誰もが知っている？別府温泉で泥湯が楽しめる混浴温泉ですが、ワニが多いことでも有名。

ワニに関する前情報でなんとなく行かずじまいになってましたが…

平日の午前中なら人も多くないだろう…ということでチャレンジしてみました（笑）

結果、結構人が多かったんですが、休日に比べると全然だよ〜という受付のおばちゃん談。

日帰りの入湯料は1500円。最近値上げがあったらしいです。

入場券を買っていざ！玄関の奥はちょっとさみしげな食堂がありました。全体的になんか暗いぞ。電気の光量の問題か？

ながーい渡り廊下を進み浴場へ。途中で温泉噴出の湯煙が轟々と音を立てているのを眺めたりしながら奥へ奥へ。

ほんとにながーい廊下…アトラクション感あります（笑）

長い通路の突き当たりの扉を開けるとめちゃくちゃ昭和な雰囲気の休憩スペースがあり、その奥に浴場の受付がありました。

この休憩スペースほんとにタイムスリップしたかのようなレトロ感があり、ほどよくところどころくたびれているのが愛おしい…

湯上がりのおっちゃんたちがあちこちに転がっております。

携帯は持ち込めないようで有料ロッカーを使うように受付のおっちゃんに教えてもらいました。

またこのロッカーも錆び具合といい味があってなんとも言えん（笑）

脱衣所は浴場と区切りがないタイプで脱いだらすぐ風呂！みたいなタイプでした。

保養ランドは混浴露天ふくめたくさんのお風呂があってダンジョンのような感じ。

脱衣所の目の前には大きな内湯のコロイド湯。

メインの泥湯につかる前にまずこのコロイド湯に入るらしい。

殺菌作用があるお湯らしくここで禊ぎ。お肌の調子も整えてくれる嬉しい湯！皮膚病や生活習慣病にも効くらしい。

お湯はは硫黄泉、やや青みがかった白濁湯。

薄暗い浴場に小さな窓から光がさして神々しい雰囲気…石造りの浴槽は20～30人は同時に入れそうなくらい広々としています。

泥湯も入ってみたけど個人的にはこのコロイド湯が1番好きやった。

コロイド湯はジャブ程度にして、次に向かうは内風呂の泥湯。

草津の湯畑をコンパクトにしたような感じの湯です。ここちょっと苦手かも…

虫が！たくさん…浮いててひゃーっと。

とりあえず見ないふりをして使ってみるんですが足元の泥のぬちゃぬちゃ感も落ち着かないし、泥を掬い上げると髪の毛やら木屑やら虫やらが混ざった泥が…うーん。

看板にはこんな文言が。

当紺屋地獄は他に類を見ない地獄から直結した温泉です。

直接地獄に入っていることをお忘れにならないでください。

…なるほど、いまわたしは地獄の渦中なんや。カオス！ぬちゃぬちゃ！

普通の温泉より比重が重く浮力が大きいので浸かると不思議な浮遊感があるらしいこの湯、湯の成分も強いし浮遊感もあるしカオスすぎて長湯はできませんでした…まだまだ修行が足りん。

12歳未満は入浴不可という注意書きがたくさん貼ってあったことが印象的な湯でした。

そして別府の超有名混浴露天へ。

タオル、水着不可の混浴ですが女性エリアの入り口は仕切りがあるので、そこで身体を沈めてお外へ。

階段を何段か下って湯に浸かるんですが足元が見えないので怖い…おばあちゃん、階段踏み外して転んでたので要注意です。

白濁湯なので湯に浸かってしまえば大丈夫！

いざ混浴の大海へ。

身体を湯に沈めたままそろりそろりと露天風呂真ん中へ。これじゃまるで私がワニやないかーい（笑）

天気がめっちゃ良くて白濁湯の照り返し眩しい。ギラギラです。

相変わらず足元はぬちゃぬちゃですが、内湯より泥の感じ良さそう。

先客のおばちゃまがいい泥スポットを教えてくれたので掬い上げて身体に塗りたくる。

内湯のような虫とか髪の毛少ない？

浴場自体が広いからかなぁ？

おひとり男性数名、ご夫妻数組、おひとり女子はわたしだけでした。

やっぱり平日来て正解だったなぁ。

ワニは全然いなかったです、たぶん。

木で男女エリアも仕切られている感じなので、そんな露骨なことできない雰囲気。

露天風呂あちこちワニのように移動してみてわかったのが、湯の濃度や熱さが違う！

自分好みの状態を探りながらワニ歩きうろうろしてました（笑）

個人的にはコロイド湯、激アツ蒸湯、蒸湯前にある優しい温度の水風呂のループが気持ちよかったかなぁ。

いろんな湯に浸かって湯上がりはどっと疲れてしばらく休憩スペースでまったり転がる。

身体からは芳しい硫黄のかほり・・・にゃん♡

※浴場写真はWEBから拝借