ケーブルカーで露天風呂に行く。徳島の秘境 祖谷温泉
旅した日:2020年6月
突然ですが、日本最大秘境ってご存じでしょうか?
ふぇ~秘境!?って思われる方もいらっしゃると思いますが、実は日本三大秘境と呼ばれる地があるんです。
岐阜県白川郷、徳島県祖谷、宮崎県椎葉村が三大秘境。
っていうことで(どういうこと?)今回はその日本三大秘境の一つである徳島県の祖谷に行ってまいりました。
徳島県の山間の秘境、祖谷へ。
祖谷を訪れた日はあいにくのお天気でした。雲がとても低く、山にかかっています。
とにかく山が深いし、道路の高低差もすごい場所です。
山の上の方には集落もあり、めっちゃ秘境で人間がほとんどいないっていう感じでもなさそう(当たり前や…)
途中までは道幅も広くて快適ドライブでしたが、この看板のあたりから道が怪しくなってきます。
すれ違うのが厳しい・・そう酷道と呼ばれる類の道路の予感。
祖谷温泉に行く途中に通った32号線。
道幅が狭くて、道路に落石やら折れた木なんかがあってゆっくり走らないとちょっと怖い感じです。気を付けながら進みます。
祖谷の小便小僧に出会った
あとちょっとで祖谷温泉だー!っていうところで、祖谷の小便小僧君に出会いました。
なんでこんな断崖絶壁でおしっこしてるんだい、君は・・・あぶないなぁ(笑
管轄している三好市観光協会によると、この小便小僧は1968年に徳島県出身の彫刻家・河崎良行(かわさき りょうこう)氏によって制作されたものとのこと。
その昔、祖谷渓に沿った祖谷(いや)街道を舗装する工事の作業員や、そこを通る旅人たちが、度胸試しのために像のある岩周辺から小便をしたことが由来で像が設置されたんだとか。
祖谷温泉
狭い道路を気を付けながら進みつつ、やっと到着しました!祖谷温泉。ちょっとほっとした気持ち
宿の駐車場に小便小僧のあれがありました(笑)
こちらの宿はケーブルカーで露天風呂へ行くっていう非常に珍しい温泉宿で有名のようです。
が!が!
お部屋が素晴らしすぎてめちゃくちゃ感動してしまいました。こんな眺望のお宿は泊まったことない!!窓が全部みどりいろですもん。
ほんと、すごい!感動!
でも夜になったら真っ黒だろうなぁとか思っちゃいました(笑
露天風呂付でした。
お風呂からもこの眺望。朝風呂がめっちゃたのしみや。
ケーブルカーで露天風呂に行ってみた
こちらのお宿は祖谷温泉の一軒宿で、谷底にある源泉かけ流し露天風呂まではケーブルカーに乗っていきます。
約170m下の露天風呂までは約5分。傾斜角42度の断崖を、ゆっくりゆっくり降り進んでいくのが、アトラクションちっくで非常に楽しかったです。
子供とか(大人も)めちゃくちゃはしゃいじゃうでしょう。
ケーブルカーの窓の外もみどり一色。きれいです。
5分ほどで露天風呂に到着。
川沿いにある露天風呂、非常に開放があって気持ちよき。
ちょっと炭酸泉っぽいお湯でした。ぽかぽかあったまる。
ケーブルカーを外から見るとこんな感じ。かなり急こう配の坂を上っていくんだね。
そしてまたケーブルカーに乗って宿へ戻る。
ケーブルカーの操作は乗っているお客さんがこのボタンで操作します。
宿の朝ごはん。
食堂の大きな窓からはやっぱりこの眺望。
ほんとここの宿は素敵すぎます。
ご飯もおいしかった!
大歩危峡あたりをぶらぶらしてかずら橋へ
祖谷のかずら橋
太いつるで構成された原始的な橋は、ものすごい重厚感ありました。
かずらで作られた橋とはいっても中心に太いワイヤーが仕込まれているので切れたりする心配はないんですが、めっちゃ揺れるんです。
揺れるし、足元はスカスカだし、踏み外したら落ちちゃいそうで高所が苦手な方はわたらない方がよいかと・・・一瞬腰抜けそうになったもん(笑
ホテル祖谷温泉
ケーブルカーで行く徳島の秘湯一軒宿。
祖谷温泉は北海道のニセコ薬師温泉、青森県の谷地温泉とともに日本三大秘湯の一つに数えられている温泉です。
井川池田ICより約25km(国道32号線経由)
JR大歩危駅下車 四国交通バスで約30分