2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

日本一周DAY46 鳥取・皆生温泉

日本一周46日目

日本一周45日目(45泊目)でお世話になった三朝温泉の桶屋旅館さんを元気に出発!三朝温泉は数回宿泊したことがあって毎回大型の温泉ホテル宿泊でしたが桶屋旅館さんは一人旅にぴったりの湯治宿で落ち着きました…温泉の雰囲気も泉質も最高過ぎました…!今日は鳥取の皆生温泉を目指していきます。

桶屋旅館
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倉吉の町を散策

白壁土蔵の町「遥かなまち倉吉」倉吉は鳥取県の中部に位置していて、街の周辺には温泉がいっぱい!関金温泉・三朝温泉(三徳山三仏寺)・はわい温泉・東郷温泉の4つの温泉にアクセスの良い鳥取の温泉巡りの途中に立ち寄るのにうってつけの観光スポットです。

白壁の街はこじんまりとしているのでサクッとお散歩できました。周辺には駐車場もあるので車でのアクセスも大丈夫。街全体が白壁でレトロな雰囲気ですが、京都のような混雑もなくしっぽりしっとりと大人寂れた雰囲気♡

水路に囲まれたレトロな蔵は今はもう蔵本来の役割を終えています。おしゃれなカフェや雑貨屋さん、お土産物屋さんとして営業されていました。蔵を巡るような雰囲気でいろいろなお店を見て回るのが楽しくて、歩いているだけで素敵な風景の中にいる気分。

きっと若い人がこういうウィットに富んだお店やおしゃれなお店を運営されているんだろうなぁ。着物を着て写真撮影している若い女の子たちやカップルがいて、インスタ映えの街でもあります。

倉吉白壁土蔵群には、江戸・明治時代に建てられた建物が数多く残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

玉川沿いには、白壁と赤い石州瓦をまとった蔵が立ち並び、風情ある景観を形作っていますが、木造の古い建物もたくさん残っていて、昭和な雰囲気!とおもいきや、明治、大正、江戸?と色んな年代の建物があってレトロの宝石箱やー!状態でした(笑

「赤瓦」エリアにあった弓道場「まととや」さん。まととやのある建物は、旧日本産業貯蓄銀行の倉吉支店の跡地なんですって!

倉吉最初の本格的な西洋建築物として建てられたそうで、今は弓道体験場として活用されています。歴史ある建物で弓道とは・・・なんか粋や!

味のある参道へ迷い込んでみる。大蓮寺へ続く細い参道は映画のロケ地にでも出てきそうな渋い雰囲気でみんな絶対歩きたくなるやつ!

とりあえず歩いてみた!8月下旬の倉吉は暑いんです・・・背中に汗をカキカキ倉吉の街を彷徨う(笑

50メートルくらいの参道を抜けると大蓮寺さんに到着。

大連寺は、1573~1592年に善蓮社然誉上人文翁が近郊にあった3つの寺を統合し、現在の地に新たに建立・開山した寺院です。1955年に再建された鉄筋コンクリート造りの本堂は、県内でも先駆的な存在として知られています。

倉吉の土蔵が並ぶ町並みの中でひときわ目を引く大連寺は、和風の趣とは一線を画すモダンな建築が特徴。独特の佇まいは、眺めるだけでも楽しめる魅力的な寺院です。

旧国鉄倉吉線廃線跡

旧国鉄倉吉線廃線跡にやってきました!廃線跡が好き♡そしてこの廃線跡、竹林に囲まれた幻想的な廃線なんです。googleマップで倉吉から近い穴場な観光スポットないかなぁ~と検索していて、口コミの写真の美しさに惹かれ、これは自分の目で見てみたい!この場所に立ってみたい!と。倉吉からも近いのでハシゴ観光してほしいスポットです。

絶景異空間の廃線跡の近くには駐車場がありません。旧国鉄倉吉線廃線跡-観光案内所・駐車場に車を止めて15分~20分ほど歩きます。

数字で見ると近い感じがしますが、暑い8月下旬、これといった日陰もなく見どころもない畑沿いを歩く…じりじり体力を消耗しちゃいます。気持ちよくハイクするなら春とか秋の季節がよさそう。

暑いので途中、休憩しながら。かつて倉吉駅から関金の山守駅まで約20キロを結んでいた国鉄倉吉線は、昭和60年3月に廃止され、72年の歴史に幕を閉じました。

線路は今も残っていますが、途中で途切れていたり雑草に侵食されていたり、この先ゆーっくりゆーっくりと朽ちていくのかなぁと思うと不思議。

今座っている線路、いつまでこの形を維持してるのかなって。

だらだら歩いていたので40分くらいかかってしまいましたが、泰久寺駅に到着。

この駅から線路に降りて道沿いを歩いていくと竹林のトンネルへ。

竹林のトンネル✕廃線のコラボが素敵すぎる!そして竹林のトンネルは今まで歩いてきた道とは異次元に涼しい!

暑い夏でも一日ここで快適に過ごせそうなくらいに涼しいやけど、夏は蚊がめっちゃ多くて難儀しました(笑)

虫除けスプレー必須!!

廃線から長い年月が経った現在も、レールやホーム跡が各所に残り、関金周辺をはじめ倉吉市内のあちこちでその名残を見ることができます。

特に、関金にある泰久寺駅跡から山守トンネル入口付近までは、竹林に囲まれた廃線跡が続き、幻想的な風景が・・・。旧国鉄倉吉線の廃線跡は、山守トンネルを除き、自由に散策することができます。

駅からかなり歩いて来ました。奥へ奥へと進むほど竹林がワイルドになっているような。

閉鎖されたトンネルにぶつかり行き止まり。一般ピープルは立入禁止の山守トンネル。このトンネルの前、めっちゃ蚊が多くて2~3分佇んでいただけなのに、10箇所以上刺されていました。つらたん。

山守トンネル内を散策したい場合は旧国鉄倉吉線廃線跡ツアーに団体で申し込むか、旧国鉄倉吉線廃線跡ウォーキングオープンデーに参加するしかないようです。

青山剛昌とコナンの聖地へ

皆生温泉へ向かう途中で立ち寄ったコナンの聖地!正直、コナンの漫画読んだことがなくて、TVアニメも数えるほどしか見たことがないけどなぜか知っている黒尽くめの男と怪盗キッド。国民的アニメだからいつの間にか勝手に情報が刷り込まれていたのか!

青山剛昌ふるさと館は、鳥取県東伯郡北栄町にあるマンガ・アニメのミュージアムで『名探偵コナン』の原作者として知られる、同町出身の漫画家・青山剛昌の作品や資料を展示する記念館です。

近くには他にもコナン関連の施設があったり、コナンロードがあったりとコナン好き垂涎のスポットです。子どもたちがめっちゃはしゃいでいて、お土産いっぱい買ってたけど、ああいう気持ちもう忘れてしまったよな…。

コナン駅から青山剛昌ふるさと館までは1.2km、往復2.4km。結構な距離があるんですが、コナン通りを歩いている観光客がいっぱい。

暇なので私も歩いてみたけど、地味にしんどかった(笑)そんなにコナン好きじゃないので、途中で歩いてきたことを後悔しちゃう…車で移動すればよかったなぁ。でもコナン通りには青山先生の作品のオブジェがたくさんあるのでファンの方は絶対歩いたほうがいいと思うよ!

コナン百貨店でおみやげ物を物色。なんと!店内に入るのに入場制限がありました。15分くらい並んで入場。平日でこの混雑ぶりということは連休や週末はかなり混む予感。

コナン百貨店は、「名探偵コナン」のキャラクターグッズを中心とした小物、アクセサリーから土産物までバラエティ豊富に取り揃えている専門店。

皆生温泉 旅館三井

日本一周46日目の宿は皆生温泉の旅館三井さんに投宿!

こちらの温泉は『温泉博士✕弁護士が厳選  とっておきの源泉かけ流し325湯』っていう温泉本を参考に予約させてもらった宿です。

皆生温泉といえば海岸沿いのシーサイドリゾートのような温泉ホテルや旅館のイメージだったけど、こちらの旅館さんは海からちょっと離れた静かな雰囲気の通り沿いにあるお宿。派手な看板とかないので一回、車で通り過ぎてしまったよ…駐車場もちょっとわかりにくくて、旅館の隣りにあるタクシー会社の駐車場でした。看板が小さいっ!笑

宿の外観はシンプルでぱっと見ると民家・・かな・・?っていう雰囲気ですが、旅館の中は赤絨毯!中庭!木造建築の雰囲気が素敵でした!大型旅館に囲まれた穴場旅館です。三井さんには姉妹館 三井別館があります。歩いて5分くらいなのですが、別館のお風呂も無料で入浴ができます。別館三井さんはこちらのお宿とはガラリと雰囲気の違う大きなホテルでした。

お一人様宿泊OKのありがたいお宿。お部屋は1階の和室ですが、案内されて部屋のドアを開けた時に狭っ!と思いきや、踏込と主室を繋ぐ前室でした(笑)

お部屋はスタンダードな和室、赤絨毯の広縁あり。洗面はあるけど、トイレ・お風呂はありません。夕食はこちらのお部屋でいただきます。

めちゃめちゃいい感じの広縁。窓からは小さな坪庭を眺めることができます。窓枠が木でできているのも素敵です。

アメニティー類もばっちり。

チェックインしてすぐに温泉いただきますっ!こちらのお宿は内湯が男女一つずつ。

こちらのお宿は皆生温泉の集中管理された源泉を使用していますが、消毒・循環なしの空気に触れることなくかけ流しの貴重な湯なんです。加水は温度調整のためにありだそうです。

小さな浴槽の中から源泉が勢いよく噴出!小さめ浴槽✕どばどば=新鮮良質温泉!皆生温泉は湯量が多い温泉地だけど、湯量の割に源泉かけ流しが少ないんですって。

皆生温泉の湯は海中から湧出する86度の塩類泉。ラジウムの他に豊富な医治有効成分を含み、神経痛・皮膚病・貧血・痔疾・腸カタル・婦人病・消火器等に効能があるんだそう。

浴槽の湯はかなり熱めですが、浸かってみるとびっくりするくらい肌なじみが良くて、やわらかぁい。日焼けした腕や顔の皮膚が喜んでいるような。じんわり染み込む優しいお湯でした。

浴槽は小さいので3人入るときついかな?っていうサイズ感ですが、客室数がそんなに多くないのでいつ入っても独泉できていました。塩分を含んでいるお湯なのでしばらく浸かっていると額や頭皮から尋常じゃない汗が吹き出して、めちゃくちゃ温まる!浴後はデトックス?されたのか、水分が抜けたのか体が軽いっ!

天井や壁に歴史を感じる良い浴場!古いけど清潔に保たれているし、何よりお湯がキラキラ新鮮湯でめちゃくちゃ気持ちの良い♨でした。

ちなみに女湯は長方形の浴槽ですが、男湯はまぁるくて可愛らしい浴槽です。こちらに入ってみたかった・・・。

源泉名は混合貯蓄槽20,22号。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性 中性 高温泉)泉温68.6℃、pH7.0

夕食は紅ずわい蟹2杯半相当の蟹尽くしのお料理をお部屋で♡

かに刺身、かにみそ、かに入り茶碗蒸し、紅ずわいがに姿1枚、焼きがに、かにすき、天ぷら盛合せのカニフルコース。

しかも一人宿泊OKなんてめっちゃありがたいっ!豪華お料理、一人宿泊でも2万円以内でお釣りが来る宿泊費でした。

誰かとこんな豪華料理を部屋食で食べるのもいいけど、一人で豪遊気分で地方番組を見ながら晩酌するのもかなりいい感じ。カニがすごく好きなのでこの宿、本当に最高だった…絶対また再訪したい!

食後に皆生ビーチをお散歩しました。夜の海風が気持ちいなぁと思っていたら、突然始まった花火大会。

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